鳥と暮らす幸
毎朝7時になると、おやすみカバーをかけた鳥かごからﾁﾁﾁ……ｶﾂｶﾂｶﾂと音がする。
コザクラインコのなごが起きた音だ。
もっと言うと、起きたとアピールする音。
ﾁﾁﾁ(朝だよ)
ｶﾂｶﾂｶﾂ(ここにご飯を入れろ)
※ご飯が来るまでエサ入れをクチバシでつつき奏で続ける
窓際に置いた豆苗がかなり伸びていたので、ちぎって与えるとﾋﾟﾙﾙｯ!と元気に鳴いた。
ﾋﾟﾙﾙｯ!(やったぜ！)
※「コッチヲミロ」の場合もある
パッと見『まんまる真っ黒』な、なごの目。
お日様の光を浴びると、実はそうじゃないことが分かる。
ほら。白目部分が濃い茶色で、瞳孔は真っ黒。
白目って白くなくていいんだ。
コザクラインコに対して常に
「こんな可愛くて自然界でどう生きるんでちゅか」
と思っているので、
明るいところで瞳孔を確認する度に
「おま、ちゃんと"生き物"なんだな…」となる。
なご、可愛すぎる。
一人暮らしさせるのは心配すぎるので、
将来はドアtoドア20分圏内の大学へ進学してもらおうと考えている。
