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自己紹介/ はじめてのnote

はじめまして

はじめまして、悠馬といいます。

フリー画像ですみません

いつもは、西の方にある大学に通っている大学院生です。データを使っていろいろな分析や考察をするのですが、自分の力不足で論文や何かに発表するに足りないものばかり。。。

お蔵入りでもいいのですが、どうせ時間をかけたのなら記録に残しておきたいと思いまして、そこでnoteを始めました。あとSNSや配信を見ていてもコメントとかせず、基本ROM専なので、自分でも発信しなきゃという気持ちもありました。要するにコンテンツ消費ばっかなので、自分でもコンテンツを作っていきたいということです。

文章を書くのはそこそこ好きで、それこそ学部時代の時は、地元の作文教室のお手伝いをしていました。そこまでやってこのレベルかよとは言わないでください。随筆風の書体が苦手なだけだと言い訳をしておきます。少しずつ自由研究の成果や日常の日記を報告していきたいと思うので、暖かく見守っていただきたいです。以下では、私のプロフィール、趣味と研究テーマについて書いていきます。

プロフィール

  • 年齢:23歳

  • 性別:男

  • 居所:関西のどこか(出身は関東)

  • 職業:学生(大学院)

  • 家族:妹が二人の長男(今は一人暮らし)

  • 趣味:陸上競技、読書、昆虫食、お酒

  • 専門領域:ミクロ経済学、環境経済学

ここの中のどこかにいます。
画像:Qrsk075 - 投稿者自身による著作物。舘野和己「古代越前国と愛発関」(福井県立図書館文書館)を参照。, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=62318206による

主な趣味

陸上競技

中学と高校で陸上競技をやっていました。それも割とちゃんと。いわゆる体育会のようなものに入りながら部活動に参加していました。詳しいエピソードを話すと多分個人を特定されるので控えますが、それはもう大変でした。今考えたらあの時の苦労が現在に生かされているのかと思います。

でも、陸上競技自体はとても好きです。球技も団体行動もできないソロプレイヤーの自分がスポーツとして打ち込める唯一のスポーツでした。 特に、4継リレーとかいいですよね。オリンピックはほとんど見ないですが、4継リレーと走り高跳びの結果だけは確認しています。

特に、2016年のリオオリンピックとか激アツでした。一人一人の記録はボルト選手やガトリン選手に敵わなくても、日本代表四人の天才すぎるバトンパスで銀メダルを取ってしまうなんて、チームプレイが無理で不器用な自分には難しいからこそ、とても憧れてしまいます。リレーの出走の時間が、部活動の時間で、その時は、特別に先生にお願いして生中継をみんなで見入っていました。

2016年のリオオリンピック。激アツでした。
By Fernando Frazão/Agência Brasil - http://agenciabrasil.ebc.com.br/rio-2016/foto/2016-08/bolt-ganha-medalha-de-ouro-no-4-x-100-metros, CC BY 3.0 br, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=50775371

大学に入学したときコロナ一年目で、部活動やサークルに入るのを諦めてから、陸上競技場にはしばらく行っていないですが、今でもタータンでまた走りたいとは思っています。

昆虫食

研究テーマと繋がってくるのですが、昆虫食が趣味です。後の話につながるのですが、昆虫食・食用昆虫の利活用は、自分の研究テーマや関心でもあります。

趣味としての昆虫食はいろいろ経験があります。よく「今まで一番美味しい昆虫は?」と聞かれるので、ここで簡単に答えておくとヤシオオサゾウムシ(以下、ヤシオサ; 画像の左上)です。昔、東南アジアの王国で客をもてなすために出されたという記録が残っているらしいですが、確かに脂肪が多めでリッチな味がします。

過去にお手伝いしたイベントで提供された昆虫
画像:筆者独自に撮影

ただ、個人的に思うところで、ヤシオサは確かに美味しいのですが、当然ながら、牛豚のような動物性の脂分の味はしないです。どちらかというと、植物性油脂に近い感じ。サラッとした健康的な不飽和脂肪酸が多く含まれているので、肉だと思って食べるとなんか違うって感じになります。でも、スナック菓子みたいな感覚で食べれば、なかなかいけるって感じですね。

じゃあ、逆に「美味しくない昆虫は?」と言われると割と困ります。というのは、昆虫食品の開発をしている企業さんもみているからです。一応小さい声で答えると、ミズアブは割と美味しくなかったです。

あとは、篠原さんのコオロギラーメンや、米とサーカス(予約が取れなかったので、@渋谷)でいろいろと食用昆虫、浅草のTAKEOさん本店でいろいろ昆虫を食べさせていただきました。

今後は暇な時間を使って、実際に虫取りをしたいなとも考えています(^^)

なんで、昆虫食が研究テーマなの?

よく聞かれるので、昆虫食に興味を持った理由をここに記しておきます。

昆虫食に興味を持ったきっかけは、自分が中学生の時に陸上競技で全国大会に出た時でした。大会の結果はそこそこだったのですが、その時の会場、長野県をとても気に入りました。というのは、信州そばだったり、おやきといった食べ物がとてもおいしかったことや、何よりもあの日本アルプスの山々に圧倒されました。

全国大会が終わって、長野県から東京に帰ってきて、推薦入試や総合学習の時間に、何か長野県に関わることをしたいと思い、いろいろ調べていると、なんと長野県伊那市に昆虫食という食文化があることがわかりました。

当時は、市井の人々と同じく、「ありえない!」「昆虫を食べるなんて!」と思いました。昆虫を食べるのは、人間以外の動物に決まっていると思っていました。でも、同時になんで長野県伊那市だけ昆虫を食べる文化があるのだろうという疑問が生まれました。

その答えは、水野(2016)や内山(2012)や実際に伊那市に行って理解しました。昆虫食は本来、多くの地域に文化として「あった」のです。そして、時代の流れとともに、牛・豚・鶏などの従来のタンパク質に代替される形で、現在は、長野県伊那市や岐阜県・福島県などに文化が縮小していったと。

そして、調べていくうちにとても面白い議論があるということも見つけました。すなわち、現在において昆虫食・食用昆虫が注目されるきっかけになったFAO(2013)です。


FAO(2013) Edible insects Future prospects for food and feed security (https://openknowledge.fao.org/server/api/core/bitstreams/c7851ad8-1b4b-4917-b1a1-104f07ab830d/content, Accessed on 10/1/2024).

このレポートの内容はみなさんも詳しいと思います。FAO(2013)の要点は以下の通りです。

 食用昆虫は、新しいタンパク源になる可能性が指摘されており、2050年に90億人に到達すると予想されるこの地球において、食料生産手段の1つとして欧米などの先進諸国やタイなどの東アジア圏で注目されている。

僕が昆虫食に興味を持った2017年から2018年は、まさにこうした昆虫食が日本で持続可能な食品として注目されはじめた頃でした。また、2015年に国連でSGDsが提唱されてから数年立っているので、メディアでは昆虫食とSGDsを関連づけた記事やニュースが多くあったのです。

僕からするとだいぶ歪な議論仕方だなと思いました。なぜなら、昆虫食は日本にもともと「あった」はずなのに、なぜ、FAOや国連の提言を受けて、あたかも「新しい食べ物」として取り上げられているのかと。それって、もともと昆虫を食料として食べていなかったアメリカやヨーロッパ諸国の「新規」食品という観点に引っ張られすぎていないかと。

そして、当時から現在まで昆虫食・食用昆虫に関する研究の多くは、食用昆虫をいかに効率的に養殖するのか、なぜ食用昆虫があまり受け入れられないのかということに焦点が当てられています。

でも、元来の文化がある地域との調和や元々の文化をベースにした昆虫食の普及に関する議論はほとんどありませんでした。そうした文化とどのように折り合いをつけていくかということに注目している人はほとんどいませんでした。

では、誰もやらないなら自分がやろうということで、現在はこれが自分の研究テーマです。具体的には、食用昆虫に関する日本人消費者の好みの調査や東南アジアにおける利活用の実態調査など昆虫食に関するとっても地味なことをしています。でも、研究テーマの新規性や研究内容に関しては、今の所多方面から評価をいただいています。こうした研究がいつか誰かに活用されて欲しいものです。

今後は、東南アジアの某国で行われている食用昆虫を用いた経済支援・栄養改善プロジェクトの見学とその可能性について考えていくのが今の所の修論のテーマです。

最後に

だいぶ長くなってしまいましたが、これを持って自己紹介とさせてもらいます。まぁ、なんか食用昆虫のことを研究している大学院生がいるんだなとでも思ってください。

よろしくお願いします。

今後は、昆虫食に関する自由研究や論文にできないありふれた調査の様子などを発信していければと思います。

参考文献(ちなみに内山さんや水野さんは、僕の知り合いでもあります)

 FAO(2013) Edible insects Future prospects for food and feed security (https://openknowledge.fao.org/server/api/core/bitstreams/c7851ad8-1b4b-4917-b1a1-104f07ab830d/content, Accessed on 10/1/2024).
 水野壮(2016)「現代の昆虫食の価値―ヨーロッパおよび日本を事例に―」『国際交流研究 : 国際交流学部紀要』18: 159-178,
https://ferris.repo.nii.ac.jp/records/1881.
 内山昭一(2012)『昆虫食入門』, 平凡社新書, 東京, pp.254.

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