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【自分の知っている罪は氷山の一角】

私たちは、たまに、昔やった悪い行いを思い出すときがあります。

「あの子に、あんなひどいこと言ってしまったな……」
「なんで謝れなかったんだろう……」
「もうしわけないことした……」

自分の悪行を後悔し、罪を造ったことを反省します。

しかし、仏教では、自分が知っている罪は「氷山の一角」だと教えられます。
氷山は大きいもので島根県くらいあると言われます。
大変大きなものですが、じつは、目に見える海面上に出ている氷は、10%ほどで、なんと90%は海面下にあるのです。

ちょうどそのように、自分が知っている罪悪はわずかなもので、自分は罪悪を造り続けている者だということを、自覚がなく、知らないのです。

これは仏教を聞くことで、知らされることなのです。

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