不登校パパ

大学では教育学専攻の元ジャーナリスト。現在は在宅ワークしつつ小学生の娘をもつおっさんです。 不登校気味の娘との日々や感じたコトを、ありのままに書いていきます。

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最近の記事

【生きづらさを感じる】8:不登校生活が始まる

児童相談所に行ってしまった娘を迎えに行かなかった私たち。その前に起こったことを話していなかったので、苦渋の決断に至るまでのことを記します。 ・電車に乗って家出を実行 一度目の児相に保護されてからわずか数日。娘は再び家を飛び出しました。その時も妻と買い物に出かけた際です。 就学前の小さな子供用のショッピングカートを店内で使っていて、それを妻が注意したところ、激昂。手を繋いでいた妻の一瞬の隙をつき、ショッピングモールから駅へと走り去ってしまったとのことです。妻が後を追ったもの

    • 【生きづらさを感じる】7:娘を手放しました

      ・崩壊へのカウントダウン 担任の先生の「殴ってこいや」発言と娘の噛みつき事件があって以降、 私、妻、そして娘と3人で幾度となく話し合いを続けました。 「学校の先生と近い距離で長時間話し、  凄まれた時は怖かった気持ちはわかる」  でも、暴力は絶対にしてはいけない。」 しかし、娘の心はどんどん離れていき、 彼女の行動はさらに過激な方向へ。 癇癪を起こした際は、殴る蹴るを繰り返す。 「もう死んでやる」や「お父さんもお母さんもいなくなれ」と暴言。さらには家出を繰り返し、姿を

      • 【生きづらさを感じる】6:誘発された暴力行為

        ご報告まず、本編に入る前にご報告です。 先日、娘の主治医から症状について説明を受けました。 検査の結果「自閉スペクトラム症(ASD)」と 「注意欠如・多動症(ADHD)」という事でした。 本編5月に学校を飛び出し、家の近所で何とか確保された娘(小3) その少し前の時点で、 何度も家出を繰り返していたこともあったのですが、 学校からの逃走は考えてもいませんでした。 「なぜ学校から逃げ出したのか…」 私の疑問はこの1点に集約されていました。 その夕方、担任と教頭が家に来て、

        • 【生きづらさを感じる】5:学校からの脱走

          こんにちは。ようやく肩の調子も戻ってきました。 この記事自体は私(父親)の備忘録であり、 また生きづらさを抱えている人たちにとって、 何かの参考にしてもらえればと思っています。 まずは、本記の前に現状報告を。 今となって、徐々に娘も落ち着きを平静を保ちつつあります。 私も試行錯誤を繰り返し、 少しずつではあるものの前に進んでいる実感を持てるようになりました。 では、以前の話の続きです。 「消えろ。どっか行け。出て行け」など、 数々の暴言を吐くようになった娘はついに授業中

          【生きづらさを感じる】番外編〜父・骨折する〜

          こんにちは。 しばらくの間、記事の更新が滞っていました。 その理由は…私自身が右手を骨折をしてしまいました。 手術・治療・再手術という事がありました。 今でも治療中ですが、だいぶ良くなりましたので、 ご報告をしたいと思います。 娘の身に何かあったというわけではありません。 #不登校 #児童相談所 #小学生 #親の悩み #不安 #子育て #家出 #骨折

          【生きづらさを感じる】番外編〜父・骨折する〜

          【生きづらさを感じる】4:家出の動機と親の想い

          「お母さんに手を出されたから帰らない」 これが娘が家に帰らない理由でした。 とはいえ、妻を弁護するつもりもありませんが、今まで”しつけ”と称して手を挙げることはありませんでした。 ここからは、私達夫婦が共有している子育てへの考えです。 学校の宿題で間違いだらけでも、「お直しして間違いに気づければOK」。「やりたい事は色々とやってみたら?」というのが基本のスタンス。つまり、子どもだから失敗しても、そこから学んで次がある。そして、「無理強いはしない」というのが、私達が守って

          【生きづらさを感じる】4:家出の動機と親の想い

          【生きづらさを感じる】3:家を拒絶した娘

          すみません…少し時間が空きましたが、その後に色々ありまして、娘は学校を休んでいます。 この2ヶ月で娘の性格は変わりました。というより、別人です。 元々、集団行動は苦手な方でした。 自分の気持ちを上手に伝えるのも苦手。 自分の気持ちに整理がつかなくなると、自分の部屋に籠ることも、しばしばありました。 それでも、「時間を守らない」「他人モノは盗む」「嘘はつく」という愚行だけはしませんでした。 それが。。。GWの後半には家を出ていき、警察を呼び、捜索が行われました。発見された

          【生きづらさを感じる】3:家を拒絶した娘

          【生きづらさを感じる】2:きっかけは“ウソ”

          「今の話って“ウソ”じゃないんちゃう?」 その一言で、彼女の「妄想」は「非行」へと変貌しました。 深夜に家を抜け出したことある? 私はあるよ。 月がとても綺麗だった。 不審者が怖かった。 「夜中徘徊をしているのはご存知ですか?」 思いがけない話に言葉が出ませんでした。 闘病中の私は毎日睡眠剤を飲んでいて、夜の異変には気付きづらいのですが、妻も全く心辺りがないとのことです。家の扉、玄関の靴、自転車の動いた形跡もありませんでした。 アニメ•ファンタジー小説•おままごとが好

          【生きづらさを感じる】2:きっかけは“ウソ”

          【生きづらさを感じる】1:家出を繰り返す娘

          始めまして。現在、小学生の娘をもつ40歳のおっさんです。 まずは、私の自己紹介から。 私は某マスコミで記者として働いていて、新卒3年目で結婚しました。その後、うつ病になってしまい、娘の妊娠が分かった直後にその職を退職。 その後、病気の具合と折り合いをつけながら生活を繰り返しています。 さて、そんな中表題にもある通り、今月に入って、小学生の娘が家出→施設に保護される…という事件がありました。 2回とも警察に連絡をして、児童相談所に保護されています。 怪我や犯罪に巻き込まれ

          【生きづらさを感じる】1:家出を繰り返す娘