映画「国境の夜想曲」2.11(金・祝)公開とクルド人が集まるお店を紹介するよ@蕨 ハッピーケバブ12/22移転OPEN
国境がなく
世界が一つだったら
今日は料理のお話に入る前に
映画のご紹介をさせてください。
実はじょいっこ...この度、
人生初!映画のコメントを
書かせていただきました。
𝟐.𝟏𝟏(金・祝)公開
「国境の夜想曲」という映画。
名匠ジャンフランコ・ロージ監督の
中東を舞台にしたドキュメンタリーです。
この映画、
めちゃくちゃ好みでした!
じょいっこは仕事柄
ドキュメンタリーをよく見てるのですが、
今まで見たドキュメンタリーと
全然違うんです!
気になった方はまずは
予告編をご覧になってみてください
なんという美しい映像!
本編では音楽やインタビューやナレーション、
テロップはほとんどありません。
ドキュメンタリーって説明が多くて
頭で見る映画が多いのですが
国境の夜想曲は映像と生活音を
通して心に直接入ってきます。
イラク、シリア、
レバノン、クルディスタン
の国境が舞台。
正直、じょいっこはその辺の
事情はよくわかってないのですが
そこに住む人々がどのように生活し、
感じているかが伝わってきます。
銃声が響く中釣りをする人
崩れかけた建物の上で愛し合う恋人
心を壊した精神病棟の人々
地べたに置いた料理を食べる家族
そんな日常が美しい映像として
切り抜かれているんです。
映画を見て中東のことを考える&
もっと知ろうと思うきっかけになりました。
2022年2月11日から公開ですので
是非ご覧になってみてください。
スパイス系異国メシが好きな人は
きっと虜になると思いますよ。
「ドキュメンタリー映画なのに
“物語”の中に迷い込んでしまったみたい。
先の見えない暗闇の中で奏でられる
生活者たちのメロディの無い夜想曲」
じょいっこのコメントを思い浮かべながら
鑑賞していただけると嬉しいです。
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さてさて、それに合わせまして
今日はクルド人が多く集まる料理店を
ご紹介したいと思います。
ハッピーケバブ
12月22日に蕨駅近くに移転しました。
トルコ出身の方のお店のようですが
蕨に住むクルド人が
多く集まっているんだそうです。
蕨は中東の人々が多く住む事から
ワラビスタンと呼ばれています。
ハッピーケバブが移転して
一か月ほどたってから
行ったのですが常にお客さんが
やってくる人気店です。
移転前の店に行った時も賑わっていて
蕨に住む中東の人たちの憩いの場と
なっているみたい。
メニューはトルコ独特な形をしたピザや
ラフマージュン、豆の煮込みから
ケバブ各種
スイーツまで揃います。
みんな大好きバクラヴァも
しっかりありますよ~
アイラン
300円
トルコの塩味ヨーグルトドリンク。
さっぱりしていて美味しい~
ラッシーが慣れている自分にとって
はじめてアイランを飲んだ時は
甘くなくてビックリしましたが、
だんだん慣れてきました。
インドのチャスや
バングラデシュのボルハニも
甘くないヨーグルトドリンクで
いろんな国にありますねぇ
アダナケバブ
1200円
大きなパンがドーンと乗っていて
ケバブ頼んだはずなのにないじゃん?!
と思いきや、
パンをめくったらありました~!
羊と牛合い挽きの串焼き。
ひき肉をまとめてあるので
いわゆるコフタですかねぇ。
中東ではキョフテと言うのかな?
ジューシーで美味しい!
それにバターの風味が香る
ごはんがまた美味しくて・・
茶色いパスタがところどころに
入っているのが特徴的。
スパイスが効いたドレッシングが
かかった野菜たちもケバブにナイスマッチ!
そしてなんと言っても
上に乗ったパンがめちゃおいしい!
厚めで外側がばりばりしてるけど
なかもっちりで。
ケバブや野菜をと一緒に食べたら
最高でした!
さすが人気店と言う事だけあって
活気があって美味しかった~
スパイス系異国メシを食べ歩くようになって
約3年経とうとしていますが
食を通して触れる文化や人に
ますます興味がわいてきた今日この頃。
今回のように素敵な映画と触れ合う
きっかけにもなって
続けていて良かったなと思いました。
自分の視野や世界を広げてくれた
料理たちに感謝です!
「国境の夜想曲」の政治的な説明は
カフェバグダッドさんの
noteに書かれています。
詳しくよくわかると思いますので
読んでみてくださいね。
国境なんてなければいい
地球のすべてがひとつの
家族だと思えば
平和でいられるのかな
すべての人が
HAPPYでいられる
世界があったら
蕨駅から徒歩5分
HAPPY KEBAB