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【PTA】現役保護者の価値観をとらえる
どうも、イリエモンです。
PTA活動未経験から都内の公立中学校のPTA会長になり2年目に入りました。
PTAのアレコレをこのnoteに書いています。
PTAより地域のほうが助かる
4月着任の今の校長は割と対話ができる方で、嫌みなく本音を伝え合えるタイプです。
先日話をしていた中で、校長から「実際のところ中学校としては、授業や行事のサポートはPTAより地域の方のほうが助かる」と言われました。
地域は担っている人があまり変わらなくて、今までの流れが分かっており、やり方も引き継がれていることがその理由です。
これを聞いて別の方向でめちゃくちゃ腹落ちしたのですが、
何かというと、PTAは「現役の保護者の価値観をとらえた移ろいやすい運営」が目指す方向なんだと思ったんです。
相違から生まれる軋轢
去年からPTA会長になったイリエモンのまわりでは、考えや価値感の相違からくる軋轢が散見されました。
この相違は、例えば、
コロナで中断していた行事を復活させようとする地域と、PTAとの考えの相違
コロナ前のPTA活動に戻したい先生と、新たなやり方に変えたいPTAとの考えの相違
コロナ前にPTA役員を経験していた方と、それ以降にPTA役員をした方との価値観の相違
コロナ前のようにPTA会員を動員できると思っている地域や行政の方々と、PTAができることの前提の相違
などです。
この相違や軋轢はそのままにすると分断を生むだけなのですが、イリエモンとしては決してネガティブには捉えておらず、なんとか対話をして周囲との相互理解を求めていくしかないのだろうなと思っています。
あっ、どうしようもないほど対話にならないときは、さじを投げそうになりますけど…。
現役保護者の価値観をとらえるPTA
話を戻して、
「現役の保護者の価値観をとらえた移ろいやすい運営」の重要なポイントは「PTAが現役保護者の価値観をとらえる」というところです。
コロナ前ごろからブラックPTAが取りざたされるほど問題になったのは「PTAが旧来の価値観のまま運営し続けていたから」だとイリエモンは思うのです。
前の記事に『PTAの保護者会員は「子どもたちに直接届くPTA活動」を求めている』と書きましたが、これは『保護者会は「いまの保護者の価値観に合ったPTA活動」を求めている』ことの一部ですね。
PTAをどう運営するのか
イリエモンとしては、目指すべきPTAの運営は、
「会員との対話や、会員からのフィードバックによって、現役の保護者の価値観をとらえる」
▼
「関係者との対話によって、現役の保護者の価値観を伝える」
の繰り返しです。
それでも、ときどき「運営側の思考」になったり「現役以外の価値観に引きずられる」ことがあるので、家族や周りの会長たちにいまの価値観へ起動修正してもらっているイリエモンです。
中々「胆力」が必要なので、自分の器を思い知りますね…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、またっ!