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★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~ ⑨イメトレ1000本ノック」

※連載のあらすじ※
「自分のカラーや感性を大事にして生きる人」をコーチとしてサポートする丈二(joji)の、シンガーとしての挑戦記録。偶然うまれた機会から行うことになった1stLIVE(歌、語り)。しかもいきなり憧れの素敵すぎる場所(JZ brat)で行うことに。ドタバタの中で自分と向き合い、仲間と取り組んだ数々の学びや気づきを連載しています。
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前回のおさらい:
人がどうしても流されてしまう "外側を気にしたときの心の声"。
それと自分の本音をよりわけていく。
そうして、LIVEを本当につくりたい場にしていく。
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LIVEを創っていく上で、めちゃくちゃ大事にしていたことがある。
なによりも、と言ってもいいかもしれない。

それは
「最高の状態をイメージしつづけること」

コーチとしてそれだけはぶらさずやり続けていた、
とかっこよく言えたらいいのだが、実際にはまだ心がジタバタとしていた時に、友人が思い出させてくれたり、コーチの力を借りたりしながらだった。
(こう思うと随所で助けられてばかり。感謝ばかり。)

このLIVEに向かった期間は、

「イメージをもち、その手ざわりを明確にしていくことの大切さ」


それが知識から体に染み込む体験となった。
(だって、本当にイメージしたことが叶っていったから。)

はじめに別の仲間とLIVEの話が出た時、当日まで3ヶ月半。
その話がなくなり、自分主催でやるかどうかジタバタ。
メンバー1人目にやっと声をかけはじめて、、の時点で
もう当日まで1か月半を切っていた。
この時点でかなりやばい。
曲も構成も編成もメンバーも確定していなかった。

それなのに私は、
"とりあえず曲を決める、とりあえずライブが成り立つメンバーを集める"
ということをしなかった。
イメージが具体的に湧いてピンとくるまでは動かなかった

なんならあと1か月を切ってから新たに声をかけたメンバーもいるし、
もっと言えば、曲が最終的に確定した時には当日まで2週間を切っていた。
(慣れたプロならまだしも、2時間弱の1st LIVEでこれはきつい)

そこまでギリギリのスケジュールにしてでも「イメージ」を優先した。
...といっても、はたから見たら寝っ転がっているだけに見えたと思う  笑

まだ靄のかかるイメージの中で、どんなステージか、どんな雰囲気になっているか、を瞑想のように心の中に潜って探しつづけた。

深呼吸をする。心をしずめる。喧騒がとおざかっていく。 
"もう日時が近いから" といった焦りの声は聞こえない。
そんな状態で、最高の場をイメージする。
何の制約もない場所だ。やさしい無重力。

少しずつ見えてくる風景、あるいは音。
「...ピアノの音が好きだからピアノがいいな。」
「.....あまりガチャガチャするよりも、シンプルにピアノと歌がいい。」

明るすぎず落ち着いた照明の中に、見に来てくれた人の顔が浮かぶ。
まだ大人数は見えない。
...それ以上はイメージが湧かない、そんな日も繰り返しながら。

"いい加減アクションに繋げないとまずい、焦る" 
そんな思いがやってくる度に、深呼吸をし、身体をほぐした。
そして鉄の意思と覚悟を持って、私は寝っ転がり続けた 笑
焦りからのアクションをするくらいなら何もしないほうがマシ、
と開き直った。

もちろん夜寝る前も、リラックスした状態でイメージを膨らませつづけ、
朝起きるとそのつづきをした。

"別に来場者が一人だって構わない。それは気にせず、好きに場をつくる"
と考えた時に、どんな場にしたいだろうか。 といった具合に。

その結果、
メンバー、当日サポートしてもらう人、参加してくれた人、ステージ構成、仲間、どの面でもイメージ通りの最高の状態が実現したのだ。

「思考が現実化する」は気休めでも精神論でもなくて、
ある意味ただ単なる真実で、本当にそうやって世界は成り立っている


そんな感覚が増していった。

"いやいや、そんな煙に巻くような話をされても、結局精神論ぽくない?
全然手ざわりがつかめないし、願っただけで叶うなら誰も苦労せんで"

ごもっともである。
この感覚を実践ではなく言葉にするのは相当難しい。
そんなわけでもう少し具体的に書いてみようと思う。

次回、
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~ ⑩見つづけていたイメージと、具現化」

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「イメージが現実化する」。コーチングでも核の一つになるこのテーマについて伝えるには、文章ではどうしても伝わり切らない部分もあります。
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー初回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~①はじまり 」
https://note.com/joyandefficacy/n/ndfc6047e2369

前回の記事はコチラから
★連載「本音で生きる~LIVEエピソード~ 
 ⑧"こうすべき" をすべて外したときに ~優しい無重力の中で~」

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