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小学生自身も気を付ける。ドライバーも意識を高める。相乗効果で事故は減る!

悲しい事故がまた一件

交差点を通過する車両は、総じてビュンビュン飛ばし過ぎ!

普段でも交差点を右左折通過するドライバーの様子を見ていると、左右を確認することなく遠心力に反発するような斜めの姿勢になっている。

右折の場合は特に直進車両との兼ね合いもあるため速度が上がり気味だが、せめて横断歩道の手前で一旦停止するつもりで走行しなくてはならない。

衝突時の衝撃力は速度の二乗に比例することを考えると、時速があと5km/hでも遅ければ結果が変わっていたかも知れない。

10km/h変われば、天国と地獄の差!

車が何かに衝突したときのダメージは、主に運動エネルギーによって決まり,
運動エネルギーは以下の式で表わされる。

この式によると、衝突時のダメージは速度の2乗に比例するため、速度が増えるとダメージは急速に大きくなる。

比較: 時速 40km/h と 30km/h との比較

  1. 速度の変換

    • 時速40km/h = 11.11 m/s

    • 時速30km/h = 8.33 m/s

  2. エネルギーの比率
    比較のため、車の質量 m は一定とする。

実際の比率を計算すると、40km/h の運動エネルギーは30km/hの約1.78倍になる。

具体的な数値比較

たとえば、質量m=1,500kgの車の場合:

40km/hでの衝突時のエネルギーは、30km/hよりも大幅に高くなり、衝突のダメージも比例して大きくなる。


結論

時速40km/hでの衝突は、時速30km/hでの衝突に比べて約1.8倍のダメージをもたらす可能性が高く、速度がわずかに上がるだけで衝突時の危険度が大幅に増加する。

所感

未だ交通ルールに馴染めていない小学1年生も多いはず。特に単独行動となると知識や危険回避の力量が本人次第ということになり、周囲の声掛けや見習いもなく危険度が増す。

家族や関係者の方々は口を酸っぱくして日々注意し、小学生たちに何を意識し、どう行動しなければならないかを教えてあげなければならない。

そして、何よりも車両 対 歩行者の事故となれば、必ず車両の過失割合が高くなるため、ドライバーは道路環境や道路施設の変わり目(住宅街、市街地、施設出入口、交差点など)では、特に集中力と注意力を高めて万が一に備える必要がある。
徹底すべきことは単純明解で、①進行方向を視る、②変わり目や少しでも不安を感じたら減速すること。

これで必ず事故は減る。

※トップ画像の一覧表はYahoo!ニュース内の画像より。

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