短歌テーマ:頼りがちなアルコールの世界
いっときの忘却恋しく飲む酒は 甘くはなくて苦いものなり
逃げている厳しい言葉で揶揄しない むしろ異なる世界で生きている
病だと納得対峙できるのは 未だもう少し先の明日かも
日々我に飲むな頼るな迷い酒 からだの異変で目が覚める
減酒から無理なく気付き光みえ 自ずと厳守静かな誓い
多くの気付きを アル中みっちゃん さんから得ました。
ありがとうございます。
同じ経験や境遇の方々に寄り添う、優しいYouTube動画も配信されています。よろしかったら、ご本人の自己紹介欄からご覧になってみてください。
私も、昔は大酒を喰らうことができたひとりでもあります。
ただ、幼少期から味わった祖父の酒乱状態が常に頭にチラつき、強いブレーキが効いていたのは確かです。
楽しい酒も知っています。ヤケ酒も経験があります。ヘベレケヘロヘロで記憶の飛んだ時間を経験したこともあります。そして自分を誤魔化すために自然に手が出る酒も知っています。
ご褒美の極みともいえる、こんな飲み方をした経験もあります(笑)。
当時の仕事柄、碌に英会話もできないくせに齧り英単語でカウンター越しの美女とコミュニケーション取れていた気になっていた(笑い話ですね)。
私が深く長くアルコールに頼ることがなかった要因は、離婚と退職、好きな車の運転を活用した仕事への挑戦という機会が立て続けに訪れ、生きる環境そのものが変遷したことではなかったかと思っています。
人生のブランクに長く留まっていたら、きっと深くアルコールに依存することになっていたように感じます。
今でも、飲めば飲めることでしょう。しかし、自ら進んで飲みたいという欲求は皆無です。
それでも、ビールの苦み、ウイスキーのまったりまろやかさとボトルから注ぐ音、日本酒と刺身の相性の良さ、赤ワインのポリフェノール感、白ワインの爽やかなフルーティさを忘れることができません。たまに美味かったな~と懐かしみ思い出すことはあります。
自らの限界を知り、節度を保ち、清く正しく美しいお酒の飲み方ができればいいですね。
※画像はPixabayのGerd Altmannによるものです。
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