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救急車🚑の走行軌道を予測した機転。
救急車(緊急車両)の存在を確認したら、即時に集中しなければならないこと。
それは、救急車の通過を妨げないように通り道を確保してあげることです。
ハザードランプを点灯させて、左側の走行車線に停止させようとする車両が数珠つなぎ状に並ぶ光景を見掛けますが、最後尾の車両と特に先頭にあたる車両の行動、振る舞いがとても重要です。
救急車は常に走行している状態ですから、最後尾の役割を担う車両はどんどん進行方向に移ってバトンタッチする形になります。
先頭車両がとるべき行動は少し複雑で、これから救急車が通過するであろう、通過できるだろうかという空間をイメージしながら、何処に停止すれば自車も後方車両に追突されることなく安全か、信号交差点付近の場合は交差点内に食い込んで他の交通に影響を与える恐れがないだろうか、しっかりとその空間を確保できるかを前後左右を見渡した上で、最善の答えを決定しなければなりません。
この先頭車両の行動如何で、安全確実に救急車が通過できる空間が確保できるかどうかが決まります。
例えば、2車線ある道路でも走行車線に停止車両が集まれば、当然残る車線は1車線です。その唯一の車線の吐出し口が埋まってしまっては、せっかくの皆んなの好意が水の泡になってしまいます。
先頭車両の行動の大切さをお分かりいただけると思います。
道路を走行中、いつ自分自身が先頭車両の役割を担うことになるか分かりません。常に、こんな時に救急車が来たらどうしよう、どう対処、行動するべきかとイメージを膨らませてその緊急性に慣れ、万が一の時に備えたいものです。
ただでさえボトルネックと呼ばれる状況の中で、コルク栓があっては流れ出しようがありませんからね。
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