農薬と品種改良と遺伝子組み換え
植物たちは凄い能力を持っています。
人間にもある五感を含む20以上の感覚を持ち、身体のどんな箇所でも再生できるスーパーな細胞を持ち、親族を見分ける力もあり、コミュニケーションを取る事も出来ます。
植物は、植物同士はもちろん、昆虫に対してもコミュニケーションを取ります。
古来のトウモロコシやトマトなどのたくさんの植物は、虫に食べられそうになると、助けてもらうためにその虫の天敵となる虫を呼びました。
植物は元来、そういう身を守る術を持っているのですが、人間が食べる為に品種改良をする事により、自分で自分の身を守れない品種になってしまったのです。
今の野菜は、大きくキレイに見えても、中身は現代のもやしっ子なんです。
だからたっぷりの農薬が必要になるんです。
自分で身を守れない野菜を作ってしまった人間たちは、もう一度自分で身を守る事の出来る野菜を作りたくなりました。
それで作られたのが、遺伝子組み換え作物です。
元々の自然は、とっても力強いんです。
不自然に手を加えるから、もっともっとと、手を加えなきゃいけなくなるんです。
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