居抜きオフィスについて解説!セットアップオフィスとの違いは?
こんにちは。JOY代表の福士です。
今回は、居抜きオフィスについて簡単に解説していきます。
居抜きオフィスならではのメリット、デメリット、セットアップオフィスとの違い等も解説してますので、ぜひ最後まで読んでください😄
居抜きオフィスとは?
居抜きオフィスとは、前の入居者が設置したオフィスの設備(会議室の間仕切り、内装、照明、什器など)を継承することで、新しいオフィス移転に必要な負担(労力、コスト)を軽減することができるオフィスのことです。
オフィスから退去する際の撤去作業(原状回復工事)を行わず、新しい入居者にそのまま使ってもらうというものです。
最近はリモートワークの普及により、居抜きオフィスはより注目を集めています。
一般的な物件と違い、造作やオフィス家具が整っているので、内装工事や新たな設備の買い換えなどの負担を削減することができます。
また、以前はベンチャー企業やスタートアップ企業が利用することが多かった居抜きオフィスですが、最近ではその他多くの企業にも注目され、移転先の候補に上がることも増えています。
これは、居抜き物件の数が増加し、使用感のある物件から新品のような物件まで幅広い選択肢が増えたためです。
居抜きオフィスの規模も、30坪程度のビルから100坪を超える大型物件まで市場には出回るようになりました。
居抜きオフィスのメリット・デメリット
居抜きオフィスのメリット、デメリットについて簡単にご紹介します。
メリット
・退去者、オーナー、新しい入居者とも、工事や余計な投資が不要
・ 新しいオフィス移転に必要な負担(労力、コスト)を軽減することができる
・既存の設備を継承することにより、新しいオフィス設備をすぐに整えることができる
スピーディーなオフィス移転が可能になるだけでなく、内装にかかる「時間」「費用」「労力」を削減できることが大きなメリットで、これらを生産的な活動に当てることを可能にします。
また、建材の節約や廃材の削減は、SDGsの「環境」要素目標に貢献すると言えます。
環境意識が高まる昨今では、居抜きオフィスを活用することで企業のイメージアップに繋げることもできるかもしれません。
デメリット
・保守やメンテナンスに対する費用や責任の増加
・オフィスや家具に使用感があったり、イメージと異なる場合がある。カスタマイズしにくい。
オフィスから退去する際の撤去作業(原状回復工事)を行わず、新しい入居者がそのまま使うため、設備の保証やメンテナンスに関する契約内容を明確に確認することも大切です。
セットアップオフィスとの違い
居抜きオフィスと同じように注目を集めている、セットアップオフィスとの違いを把握することも重要です。
居抜きオフィスとセットアップオフィスは、それぞれ特徴があり、借りたいと思うオフィススペースに合ったものを選択することが大切です。
セットアップオフィスとは、オーナーがオフィスの間仕切り工事や家具のセッティングを済ませ、完成した状態で貸し出しをしているオフィスのことです。
入居者は、工事をしたり家具を選んだりする必要が無いのですぐに入居ができ、入居に掛かる初期費用や余計な業務を省くことができるというメリットは、居抜きオフィスと変わりません。
居抜きオフィスと異なる点は、新たに内装工事を行う点になります。
流行のスタイルを取り入れられる、キレイなオフィスに入れるというメリットがある一方、
費用がかさむ、環境負荷がかかる、といったデメリットもあります。
またオーナーにとっては、セットアップは工事や家具の購入に数百万円から数千万円の先行投資が必要となります。
多くの場合、掛かった費用は月々の賃料で回収していくので、相場よりも賃料が高くなりやすいというのも特徴です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は居抜きオフィスについて簡単に解説してきました。
居抜きオフィスは原状回復工事を行わない分、使用感のあるものであったり、とにかくコストを抑えたい方に適していると言えるでしょう。
その分、入居時には見えない費用や必要書類、設備の保証などに注意することも大切です。
ぜひ、オフィスに関するご相談は弊社のような専門業者に相談しましょう。
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