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速記教室【初級:Lev.1-14】五十音:ま行補講1



先回までの復習


皆さん、こんにちは。今日も楽しく速記を学んでまいりましょう。


まずは先回の復習から。あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行と進んできましたね。

いつものように少なくとも紙1枚ほど準備運動をして運筆がスムーズになったら、あ行、か行、さ行、た行、な行、は行、ま行のそれぞれの文字を何度か書いてみてください。



たくさんの文字が書けるようになりましたね。もう少しで五十音制覇ですよ!


それでは、今日は ま行をじっくり練習していきましょう。


ま行例題


まず、前半です。お手本を見ずに、前回学んだポイントも踏まえながら、まずは自分の力で何度か書いてみましょう。


「海女(あま)」、「網(あみ)」、「甘い(あまい)」、「今(いま)」、「鋳物(いもの)」

「うまい」、「汚名(おめい)」、「埋めた(うめた)」、「お前(おまえ)」、「合い間(あいま)」

「あいまいもこ」、「神(かみ)」、「亀の子(かめのこ)」

「かもめ」、「加盟(かめい)」、「君たち(きみたち)」、



いかがでしたか? ま行、後ろのほうがよりたわむように書けましたか?

では、お手本と見比べてみましょう。


「あ」から ま行へは、継ぎ目なしで書くんでしたね。

「おまえ」の「ま」から「え」は、「いえ」と書くときと同じように、「ま」の字尾をぐっとゆり下げます。


続きまして、後半です。


「決めた(きめた)」、「組合(くみあい)」、「はさみ」

「毛虫(けむし)」、「熱さまし(ねつさまし)」、

「さもないと」、「閉めた(しめた)」、「使命(しめい)」、「息子(むすこ)」

「真下と真上(ましたと/まうえ)」、「船のマスト(ふねの/ますと)」

「おしまい」


お手本です。

「けむし」の「む」から「し」、「ねつさまし」の「ま」から「し」、「むすこ」の「む」から「す」などなど、さ行変規へのつなぎはうまく書けましたか?

字の大きさは、便宜上、5ミリ、10ミリ、20ミリと言っていますが、それぞれの比率が合っていればオッケーです。

だんだん上達してくると、4ミリ、7ミリ、15ミリみたいな大きさで書いても後から読み分けられるんですが、最初のころは、7ミリ、15ミリ、30ミリぐらいの勢いで、大きめの字で書いた方が判読しやすいと思います。

課題


では、今日は少し読み返しの課題を出しておきますね。

以下の速記文字を国字に直してみてください。国字で実際に紙に書くか、PCやスマホなどに入力するかして、それを見ながらもう一度自分でも書いてみましょう。



いかがでしたか? 解答例は次回の冒頭で。

それでは、今日はここまでといたしましょう。文字が増えてきましたので、次回はもう一度、ま行までの文字を使って練習をしていきますよ~。

レッツエンジョイ速記文字!!

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