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24-20 ミニマリズムを叶える企業5選
みなさん、こんにちは。「部屋から始まるミニマリスト」のJOWNです。
ミニマリズム生活を送って半年、だんだんとモノが少ない生活にも慣れてその環境が心地よく感じるようになってきました。
以前の記事「24-18 断捨離からの贈り物」でも述べたように、モノを大切に扱うようになり、無闇にモノが増えることはなくなって手元に残っているモノをより大切に扱うようになりました。
そんな生活を送っていると不思議なことに、身の回りにあるモノは特定の企業のモノやサービスばかりが集まっていることが分かりました。
そこで今回は、僕が普段使っているモノやサービスの企業を分析し、ご紹介しようと思います。
【Amazon】 世界最強のサブスク「プライム会員」
まずは今や知らない人はいないであろうECサイトの重鎮「Amazon」です。初っ端からモノではありませんが、サービス面でご紹介します。
登場当初は膨大な取り扱い点数で有名でしたが、今やネットショッピングが主流な現在では他のECと遜色ありません。しかしAmazonが他の追随を許さない、世界最強と呼ばれる理由が別にあります。
それは「プライム会員制度」というサブスクサービスです。
年間5900円・月額600円(2024年10月現在)で利用でき、そこは他のサブスクと金額面でも差はありませんが、大きく異なるのはその特典内容の充実の異常さです。
有名なものだと以下が挙げられます。これでもまだ一部で、使いこなせている人の方が少ないのではないでしょうか。
お急ぎ便・通常便日時指定(プライム対象品)
プライム先行セール(大型セール価格を先行配信)
Prime Video(対象映像コンテンツが見放題)
Prime Reading(対象読書コンテンツが読み放題)
Amazon Music Prime(対象コンテンツが音楽聴き放題)
対象コンテンツのみに限りますが、月額600円でここまでの特典内容はバランス崩壊もいいところです。映像も読書も定番や人気作品を押さえているので、内容も十分楽しめます。
この豊富なサービス内容で、出かけずとも自宅で楽しむことができてしまいます。
また、テレビが無くてもスマホやタブレット、パソコンなどがあれば楽しめるのもいい利点ですね。
これはミニマリストには利点であり、他のサブスクを解約してプライム会員だけに絞ることも可能でしょう。
時間も余計なお金もかけることなく済むので、ぜひとも活用したいサブスクです。
【Apple】 究極の「ミニマル・デバイス」
スマートフォンの原点であり頂点の「iPhone」を作り出した、先進的なデジタルテクノロジー企業「Apple」です。
以前は倒産もしかかったAppleですが、徹底した美意識とコンセプト・類まれなるプレゼン力を持つ今は亡きスティーブ・ジョブス氏により、時価総額世界一を誇る超有名企業ですね。
Appleのメイン商品であるiPhoneは、過去にジョブス氏が「禅」や曹同宗など日本の文化からインスピレーションを受けており、余計な装飾を削ぎ落とした超本質的なデザインを構築するに至ったとされています。
そう、ジョブス氏はモノに対するミニマリズムを徹底した人物だったんです。
日本でiPhoneが世界的に見ても異様なシェア率を誇る理由が垣間見えますよね。
そしてそれはミニマリストにとっても例外ではありません。
Apple製品はミニマリストと非常に相性がいいんですよね。
iPhone、iPad、MacBook…「軽薄小」のミニマリズムの鉄則を押さえつつ、高スペックでありながら誰でも分かりやすい操作性・動作性・インターフェイスは直感的で慣れてしまうと手放すことが難しいでしょう。
価格は総じて非常に高いですが、間違いなくその価格に見合った機能と品質を提供してくれています。
【snow peak】 「侘び寂び」アウトドア用品
「snow peak(スノーピーク)」は新潟県三条市に本社を構える、日本のアウトドアブランドです。
日本人に馴染みやすい「侘び寂び」を感じるデザインながら機能的であるアウトドア用品を多く生み出しています。
snow peak製品は他社の類似製品と比べると非常に高価でなかなか手を出しにくいモノばかりですが、その分品質も非常に高く商品の永久保証もついているので、万が一壊れたりしても安心なサービスを提供しています。
snow peak製品の特徴は、落ち着きのあるシンプルデザインでアウトドアよりもインテリア向きに感じる、少し大人らしい普段使い向きな用品が多いことです。
アウトドア用品はその用途から耐久性・耐水性が高く軽量なモノが多いのが特徴的で、基本的には家で使用するにも問題ない品質を兼ね備えています。しかし、メカニカルな部分が剥き出しになったり視認性の高いカラーを採用するなど一部デザイン性を損なうモノが多いのもあります。
しかし、snow peak製品は機能性はそのままに、アースカラーやナチュラルカラーを中心にした落ち着きのあるデザインで、まるで普通の家具のように使うことができます。
家の外でも中でも使え、自然環境とボーダーレスな関係を築くことができる製品たちで、とても愛着の湧くブランドです。
【無印良品】 生活や体に馴染む「ほっとする商品」
「良品計画」という企業が展開する生活雑貨ブランド「無印良品」。
僕の生活の中で最も活用数が多く、自宅の7割以上は無印良品の商品が置いてあるくらいです。
価格は他の雑貨と比べると高めの設定が多いですが、その設定を裏切らない品質・シンプルデザインのクオリティの高さは文句なしです。
また衣類や食品・化粧品など肌に触れる商品は自然由来素材が多く、低刺激性で体と環境に優しいのが特徴です。
僕が他の生活雑貨よりも好きな理由が、生活に馴染みやすいデザインを追求しているからか、昔から部屋にあったかのような「ほっとする安心感」が感じられるからです。
以前彼女とも話していたのですが、同じ生活雑貨ブランドの「ニトリ」と無印良品で類似商品を比べると、同じカラーの白でも全然違います。
ニトリは「パールホワイト」のような、スタイリッシュな白でどこか冷たさを感じる硬い印象を受けます。
一方で無印良品は「オフホワイト」でややくすみっぽく柔らかい印象を受け、こちらの方が部屋に置きたくなる気持ちを覚えます。
それゆえに、僕の部屋にはそこかしこに無印良品の商品が置かれていて、不思議と温かみがある生活空間の構成要素になっています。
【ユニクロ】 「高い機能性」があるシンプルな衣類
「ユニクロ」は日本を代表する有名な衣類チェーン店です。
チェーン店とはいえ価格は決して安い方ではありませんが、機能性を兼ね備えたファッション性の高いシンプルなデザインが多く、ミニマリズムの代表的なアクションの一つ「私服の制服化」をするのにも非常に役立っています。
ユニクロを選ぶ理由は、その衣類が最新技術を駆使して日常生活に十分な機能性のあるものであることでしょう。
科学テクノロジー素材を使用したヒット商品を数々生み出しており、「エアリズム」「ヒートテック」は有名どころですね。特にエアリズムは日本天気協会と連携した「エアリズムインナー指標」の参照材料になるほどです。
年々異常気象が続くこの世界で、自然由来素材ではカバーしきれない機能性を常に追求し提供するその企業姿勢は、僕たちも学ぶ意義があることでしょう。
また、ファッションセンスがない僕でも無地デザインを選ぶことでファッションにいちいち悩まないで済みます。
シンプルに着こなせるデザインを提供してくれるユニクロは、ファッションセンスのない僕にとって救世主のような存在ですね。
さいごに : モノを大切にすると「真に」愛せる。
いかがでしょうか。
僕は別にマイナーなブランドを使っているわけではなく、誰でも知っているようなメジャーなブランドや企業のモノしか使っていません。
メジャーで有名な分安心できるところもあり、特に最近は本当にミニマルデザインを実現したモノも多数販売されていることもあるので、これからも使い続けようと思えます。
値段はそこまで重要ではなく、安かろうと高かろうと使い続けることができる状態にならなければ、あれやこれやとモノを試してみて消費がかさむだけです。
モノを使い続けてその企業コンセプトを愛せるくらいになった時、ミニマリスト的に非常に効果的な状態であるといえます。
他のモノへ目移りすることが少なくなり、むやみやたらにモノを増やすことがなくなるためです。
これからもミニマリズム生活に役立つような新製品が開発されることを、心より願っています。
今回の記事はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、また。