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孤独の家【詩】【ポエム】55


この部屋の  君との思い出 かみしめる
味が しなくなるまで

虚しさを数えた
君との時間

食器の数 多く出し過ぎる
そんな癖も 直った

寂しさも 心地よさに


これからは 平坦な道も 上り坂も
一人で歩くんだ

坂の上で  あの頃の自分 思い出す

いつか
あの小さな川から この家 見上げて
懐かしく思うんだろう

風が通り抜け
何かを告げた

古時計
孤独の鐘が鳴る


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TSUMUGI
詩(ポエム)で、唯一無二の世界を作ります✨