私の好きなノクターン ※印内を再び編集しました(←2022年春)※
ノクターンの中で、私が好きなもの,、好きな部分を つらつら書くページです(笑)。
ショパンのノクターンは何曲もありますが、弾いた事があるのは、1番(Op.9-1)、2番(Op.9-2)、5番(Op.15-2)、10番(Op.32-2)、11番(Op.37-1)、14番(Op.48-2)、15番(Op.55-1)、16番(Op.55-2)、17番(Op.62-1)、19番(Op.72-1)、20番(Op.posth)
1番は、人前で暗譜して弾く機会があり、頑張りすぎて、その後弾くのがおっくうになってしまいました。Σ(゚д゚lll)
一番、弾き易い(手になじんでいると感じる)のは、20番の遺作。
やろうとして挫折したのは
8番(Op.27-2)、9番(Op.32-1)、13番(Op.48-1)。18番(Op.62-2)もかな?
大体、途中で難しくなって…とかが理由です。指番号が振ってあるのに、演奏時間を書いていないものは、人前で弾いていない証拠になってます。
最初の部分からムズくて諦めたものは、ここには入っていません(笑)。4番なんか、2ページ目見たら、無理ってわかる。
弾いた曲の中で、どれが一番好きかは決められない(順位は付けなくない…)のですが、今、ハマっているのが14番です。
嬰ヘ短調で始まり、最後だけ、嬰へ長調のスケールで駆け上がる所が大好き。
ここ、「スモルツァンド」と書かれていて、静かになっていく指示になっているのだけど、そこが「ショパンらしいなぁ」って、すごく思います。
もし、これがリストだったらフォルテシモで華やかに終わりそう。
私もフォルテで弾きたくなります。
でも…そこはぐっと我慢。ひっそり、終わるのがショパンなのだと思います。
17番の、26小節目も好きです。(写真)。
…しかし、このスケールの調がわかりません。ここだけ「ミ」にも # が付いていて、低音は「レ」の # だから、嬰ニ短調なんでしょうか。。ピアノ弾きながらのほうが、わかるかも。パソコンの前で考えてると、余計こんがらがってきました。考え出すと眠れない。(笑)。嬰ニ短調の自然短音階かな!?…※ 翌日、ピアノの前で「多分これで合ってる💛」と思いました。
そして、ふと思ったのが この曲の冒頭部分。
おサレな出だしだなぁ。。と 何気なく弾いていたけれど、これJAZZでよく使われる「ツーファイヴ」っていう進行じゃない!?と思った。
全音の曲解説には、はっきり「ロ短調」と書いているので、Ⅱ度とⅤ7度の和音。コードネームで言うと、C#m - F#7。(←厳密にいうと、C#m にマイナー7th (根音から短7度)の音が無いので、そういう意味ではジャズっぽくはない…というよりも ジャズのほうが後で生まれたものですので、すべて音楽は歴史の上で影響を受けてきている証拠でもありますよね ♪ )
ショパンのノクターンでは、16番も大好きで、録音もしたけど 今、弾けないなぁ。…かなり練習しないと。 こちらの日記に、私が弾いたものを載せてます。→ https://note.com/jouzu_/n/n27d14485b9a8
大事な事を書くのを忘れていました。 ここまできて、思ったのは「ショパンさん、素敵な曲を残してくれて、ありがとう。」と、いう事です。✨ ※
ところで。。
「ノクターン」括りで言うと、他にも素敵な曲が。
ショパン作曲ではなく、アザラシヴィリ作曲のノクターン。
一番、最初に知ったのは、この方のヴィオラ演奏で、でした。↓
「良い曲だなぁ」と、心の片隅に残っていて、数年後 ある方のヴァイオリン演奏で改めて聴き、楽譜が出版されている事に気付きます。そして、you tube で検索すると、あるわあるわ、チェロとピアノ、三重奏、チェロたくさんとか、色~んな編成でアップされています。
作曲者のアザラシヴィリは、ジョージア(旧グルジア)の人で、今もご存命です。(なので、「クラシック」と呼んでいいのか わからないのですが。)
そして、動画でヴィオラを弾いていらっしゃる方は、その国出身の人なのです。
ジョージアの首都の名前を冠したトビリシ弦楽四重奏団として 関西で活躍されているようで、こちらにはもう一人、ジョージア出身のメンバーもいらっしゃいます。
この曲、一応はヴァイオリンで弾けるようには なったけれど、まだあんまり上手くないので、もう少し練習して、録音したいです。 ※この曲で、私が好きな部分は、後半の低音が 順次進行になっている所です。
最近、ボロディンの弦楽四重奏第2番3楽章「ノクターン」も、好きになりました。💕(2022年春)※
アザラシヴィリさんのノクターンは、ピアノソロ楽譜も出ています。綺麗で うっとりできますよ ♪♪
詩(ポエム)で、唯一無二の世界を作ります✨