Youtube 始めて気づく ファンの質(5.7.5)
youtubeだけじゃなくて全てのビジネスにかかわる話
若い頃はファンの質が分からない。
=人の質が分からない
とにかく有名になれば・・とにかく人気になれば・・とにかく応援されれば・・とにかく支持されれば・・とにかく周知されれば・・
とにかくとにかくガムシャラに数ばかり追い求める。
有名・人気・応援・支持・周知は数であると極論で思い込む。
その無知こそが一点集中のエネルギーとなりある種の成功を呼び込む。
成功者同士で交流が多くなると、お互いのライブなどでその違いを身に染みて分かるようになる。
人種、ノリ、ファン同士の交流、応援の仕方、期待、全てが違っている。
一口に成功といっても、それを支えているものはまるで別々の宇宙のように違っているのだ。
成功というのは第一義的に経済的な成功である。
それは確かにファンの数に比例するといえる。
ただ、それ以外の要素、特に精神的な交流という側面でいうとそうはいかない。
金銭度外視だとしても交流したい人がファンであれば、その人は経済的にも精神的にも幸せになりやすい。その逆なら何らかの苦しい制限をたくさん負い続けることになる。
何らかの活動を行うとき、自分が応援してほしいと思う人と、実際に応援する人が異なる、ということは本当に多い。
それは実際にはじめて見ないとわからないこともたくさんある。
多くの場合は、漠然と色々な人種が混じったファン・客をイメージして始めるものの、実際集計されたファン層と、需要が、ものすごく偏っていて先鋭化していることに、後から驚く。
若い男だけ、若い女だけ、あるいはおっさんだけ、主婦ばかり、老人ばかり
内容よりエロ目的、顔目的、コメントでの掛け合い目的
神経衰弱気味の人ばかり、ガサツなおっさんばかり、水商売の人ばかり、
理屈っぽい人ばかり、キョロ充ばかり などなど
男女年齢に分け隔てなく支持される、というのはかなり難しいことで、そのうちまともな感性を持つ人に支持されるというのはさらに難しいことだ。
そこから学ぶべきは、自分が表現しているものと集まってくるファンの種類の組み合わせ。そしてそれを踏まえても自分がそれを続けたいのか、それとも軌道修正したいのか、だ。