神と悪魔は同根の双子

わしは創造主以外の よくわからん大小の神を

基本的にあまり認めていない

どんだけ名があろうが 力があろうが 祟りがあろうが 
歴史があろうが 信者が多かろうが

その辺ですれ違ったじいさんと同じ扱い。

ただし、明らかにその地の人々に慕われていたり、

支えていたり、いい雰囲気があれば

人と同じように尊敬するし見習うし、親しみの念を持つ。


さて、わしのとこにはよくわからん神と名乗るやつが

たまに反論しにきたり、思い知らせにきたり、
勝負を挑みにきたりするのだが、

そんときのことをのっけとく。


おー お前 悪魔ではないな 神か。 どこにおわす神だ?
さぞかし立派な神なんだろうな。
さっきのことに腹を立てたか?

70億人もいる人間の中で
たった一人の人間のつぶやきがそんなに気に入らないか?

そうやって俺みたいなやつに一人一人執着して
思い知らせにきてんのか?

お前、悪魔と似てるな。
そっくりだよ。

異常に執着的なところや
どうでもいいことにプライドがあるところ
思い知らせないと気が済まないところ

お前らずっと対立してんだろ?
お互い絶対相手のようになりたくなくて
相手とは逆で 相手が愚かだと思い込んでいる

同じだよ。
違うのは、プライドを持ってることと数

お前が悪魔と違うのは、
お前には悪魔よりポリシーがあって
それなりの理由や正義感や手順を持っているのは感じる。

その点、ただひたすら無力を思い知らせたい悪魔よりは
筋があり、正々堂々としている。

それから、お前は悪魔よりスマしていて余裕があるな。

だが、人間からみたら、悪魔より多少マシというだけで、
力を振りかざした手前勝手なポリシーに違いはなく、

ひとたびヘソをまげたらやることはほとんど悪魔と同じだ。

創造主や豊かな 人間や動物や精霊はどうすると思う?

言葉や態度に
「まあまあまあ」
「こーしたらもっとよくなるよ」
「これこれ、これに気づいてっ」
「そそ、それそれ!」

そういうね、 気軽さと やさしさと 温かさと 愛っていうのかな
そういうのが必ずあるんよね 導きの中にそれがある 両立している

お前らのメッセージには そういうのが一切ない。
だからすぐにわかるのさ。

お前らの目的は 幸せでもなければ 豊かさでもない
高尚な 魂の成長 等でもない。

お前らはどちらも、創造主や人間、この世界の豊かさから隔絶された
根本からそれが分からない哀れな存在だ。

悪魔は自分らをそもそも豊かだと思っていない。開き直っている。
その点、実はこざかしい神たちよりも利口かもしれない。

神らは自分らを豊かだと思っている。
人間よりも。現世よりも。

違うよ。

お前らの思っているお前らの豊かさなんて
鼻くそのようなもんだ。

お前らは創造性という本当の豊かさから切り離されている。
すなわち、可能性、彩り、希望といった
本当の豊かさの広がりを決して享受することができない。

本当はそのことを恐れ、ヘソを曲げているのに、
人間以下であることを認めることができず、

つまらない単調な神界を
完成された世界だと思い込むことで
優越性を感じ 自分らを保っている。


人間界でいえば、芸術性の欠けた ブランドずくめの成金と何もかわらない。

そんなことは2000年前にすでに見抜かれている。
天人五衰に怯え、束の間の浅はかな贅沢で覆い隠す存在でしかないと。


何よりの罪の証明だということに気づくことが何よりも怖い。

それに、命がもたらす細かい機微や真の法則がわからない。

だから、偽のルールや法則は常に大雑把で断定的であり、
現実に当てはめようとすると必ず 命の原理と矛盾が生じる。

全ては修行 すべては業 というような
間違ってはいないが何も説明せず 何ももたらさない
究極の結果論がそれを示している。

こうして 神と悪魔は 生命の創造性を邪魔をしたくてしょうがない。

自分らのゲームに巻き込んで自分らを満たす道具にしたくてしょうがないのだ。


お前らの戦いに人間を巻き込むなよ。

神と悪魔の戦い 人間がどちらにつくか? じゃねぇんだよ。
お前らが直接戦えよ。似た者同士でよ。

人間はそんなもんとかからずに幸せになっていけるんだよ。

お前らが下りてこい。 お前らが人や動物や 命から学べ。

太陽の日差しが、 春のにおいが 夏の気配が
若さの勢いが 草木の生命力が

お前らの薄暗い世界にはない
創造力の宿ったすべてのものが 命をつかさどる本当の創造主が

いずれ人間を お前らの決して及ばない世界に連れていくことを
人間はもう気づき始めてんだよ

お前らにあるのは、 極端な偏った力だけだよ

未来を予知してみたり 透視してみたり
妙な天変地異や 祟りや 悪運や

カルト的な経済支配の圧力

どれもこれもが 人をビビらせて 従わせる道具でしかなく
結局がこけおどしにすぎない

お前らが 人や生命を支配するにはそれしかなく、
それはまるで毒親の 父親と母親の喧嘩のようなものであり、

子供を決して幸せにすることのない
自分たちの腐った沽券だけが目的の

嘘と哀れと嫉妬に塗り固められた
命を冒涜する存在であることを

どんな聖典やお勉強よりも

お前の幼稚なやり口から また学ぶことができたよ ってね



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