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検討使との向き合い方

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今日は「検討使」について。
これは残念ながら岸田元総理が「検討使!検討使!」と言われるようになって有名になった言葉かもしれませんけど、検討しますと言って、その後特にアクションが見えない人たちのことを指しますが、ここにどう向き合うか?どう関わるか?というようなお話をしたいと思います。

8月から実は長野県のとある事業会社に業務委託で関わらせていただいてるんです。いくつか事業をやっいてる会社で、そのうちの一つが葬儀が関係してるのでお花を扱ってる事業があるのですが、そこで新規でお花の事業を立ち上げたい、ギフトの提供もしたいというご意向もあり、関わらせていただくようになりました。

ただ、スタートしてみたら、それよりももっと会社全体的に改善していかなきゃいけないことがあるよねっていう話になり、というかもう顕著にそれが見えて、社内としても大きな課題と感じていて、ただ具体的に改善していくための実行者がいないということで、そこの期待もされるようになり、今社内の業務改革みたいなところにちょっとお手伝いで入ってるような、そんな状況でございます。
少し関わらせていただいて都度気づいたことを自分としても忘れないように、提案資料に落とし込むようにしてるんです。一個一個気づいたことを忘れないように必ず資料に落とし込むようにしてるんですが、それがちょっとずつ膨大になり始めてもう100ページを超えるボリュームになってきました汗
資料に落とし込むまでもない、ちょっとしたこと(例えばWi-Fiの接続が悪いようなので確認して必要に応じて改善してほしいとか)もそれをとある窓口になっている方に都度お話しするんです。僕が決定権あるわけじゃないので。なんですけど、その時に返ってくる言葉が「わかりました。じゃあちょっと検討しておきます」なんです・・・。

で、その後肝心のアクションがないんですね。。。だから本当にこれは僕も「なるほど!このやり取りだとこういう結末を迎えるんだ」ということが分かってきたので、これじゃいかんなというのが今日の本題です。

いると思うんですよ、こういう方って。いろいろひょっとしたらもっと身近な夫婦の会話でもあるかもしれないですね。奥様にちょっとお願いして、「分かった、はいよー」と返事をもらうも、そのまま忘れ去られてしまうこととか。。逆もしっかりですよね。でもそうならないための工夫をどれだけしているかって結構大事だと思っていて、特に仕事だけの話で言うと、それを忘れないためにビジネスチャットで「タスクで追加しておきますね」とか、そこに期限をつけて、「いつぐらいまでだったらできそうですか?」なんていうそこまで踏み込んだ会話を必ずするのは大事だと思います。
もちろん普段は僕はやるんですけど、この関わらせていただいている会社に、今そのような文化が残念ながらなくて、一旦その文化に馴染んでみようと思ったらやっぱりここでリリースされていっちゃうのねーというのが分かってきたんです。だから、これはやっぱりツールの力も借りて、ここをきちっと忘れないような工夫を仕組みとして設けていかないと、ありとあらゆることが流れていっちゃうなと。結果として現場の不満が生まれて会社への信頼を損ねる、そういったところにまで発展していっちゃいますよね。こういったことが本当に積み重なるとこれは危険だと思いますのでこれは間違いなく改善していきましょうというのは提案しています。

なので今日の本題に紐付けてみると、世の中にはそのような人はたくさんいると思いますが、その方への向き合い方というのはやはり具体的に突っ込んで、いつまでに何をやるのかを明示することですね。そして意見の違いが生まれた場合は交渉する。これも大事ですね。