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コンサルティングとプロデュースの違い

時折「青木さんの仕事って、コンサルティングですか?」って聞かれることがあるんですが、全然コンサルではありません。
じゃあ何をやっているのか?といえば「プロデュース」なのですが、そこって実は結構混同されやすいポイントでもありますし、よくわからなかったりもすると思いますので、今日はその解説をしたいと思います。

あくまで、これは僕なりの解釈であって世間一般的にどうなのかとかはよくわかりません。僕はこのように理解していますよというお話しですので、その点を踏まえて読んでいただけたら幸いです。

まずコンサルティングとは何か?ですが、改めて説明するまでもないと思いますが「第3者」という立ち位置だと思っています。例えば経営コンサルティングに関していえば、経営に関するアドバイスをしてくれるけれど、そのアドバイスに基づいて実際に現場で実践をするのはあくまでコンサルティングを受けている会社の人であって、コンサルタントではないですよね?そこで一緒に手を動かして汗を流してくれるわけではない。何か統計やデータや過去の実績に基づいてアドバイスはしてくれる。でもあくまで客観的な立ち位置。これがコンサルティングだと思っています。

でも、僕がやっているプロデュースというのはそういうことではなくて、例えばコミュニティメンバーの方から何か質問をいただいてそれに対して答えることはあっても、それはただの会話であって仕事になっているわけではないです。コンサルでもなんでもないです。

プロデュースというのは「当事者」だと思っています。
実際に現場に入るんです。実際に手を動かして一緒に汗をかくんです。第3者じゃないんです。

例えばですよ。
花屋さんから「新たにサービスを作りたいと思っているんだけど、青木さんに一緒に入ってほしい」と相談を受けたとします。その場合、こうした方がいいなどのアドバイスをするだけではなく、実際に現場に入って手を動かしてカタチを作っていく、それが僕が考えるプロデュースです。

世界一のプロデューサーといわれている川原卓巳さんもプロデュースについて、以下のようにおっしゃってます。

プロデュースとは「愛」+「理解」+「接続」

愛というのはまずプロデュースする相手なのかモノなのかわかりませんが、対象に対する愛情があるか?その愛情があるから、その次の理解が生まれて、理解するから社会に接続。つまりマーケティングやPRなどあらゆるスキルを活用して届けていく仕事。

で、その際にコンサルではなくプロデュースなので実際に現場に入って接続の仕組み作りを一緒にしていく。それがプロデュースです。

僕はこの解説にものすごく共感しますし、納得感を持っています。
この違いわかっていただけますでしょうか?大きく違うんです。僕がやっているのはあくまでプロデュースです。ここをわかっていただきたいんです。

実際に会社として掲げている会社の在り方(どういう会社?)があるんですが、「花に関わる新規事業及び新商品/サービスの創出を共創・支援する会社」と謳っています。
横文字にしてちょっと格好よくいえば「FLOWER CO-CREATION COMPANY」。コ・クリエーション(共創)ですから、一緒に創っていくんです。そういう会社なんです。

一緒に創っていく中には自社単独でつくることもあるでしょう。あとはコミュニティメンバーが創ったサービスを一緒に育てていく(サポートしていく)という座組もあるでしょう。この2軸が主になります。

繰り返しになりますが、僕が理解しているコンサルティングとプロデュースの違い、皆さんに伝われば嬉しいです。

それでは、今日も元気にがんばローズ🌹