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はじめまして、青木善則です。

2018年に「花屋さんの力になりたい!」という想いで前職の花屋から独立してJOUROを立ち上げ、「花屋の参謀」というコンセプトの元、花に関わる新規事業や商品/サービスの創出を共創・支援する活動をしています。簡単に言うと花に関するプロジェクトを色々やっている人間です。

▼ミッション
花で社会装飾 -social decoration with flowers-
 
▼ビジョン
1.花の可能性を価値に変える
2.自分を活かしきる
3.希望になる
 
▼バリュー
J→joy(仕事の中に喜びや嬉しさを見出そう)
O→objective(目的目標を明確に持とう)
U→understand(理解しよう)
R→rice(ご飯をしっかり食べよう)
O→organize(組織しよう)


青木善則のスペック

青木善則  -Yoshinori Aoki-

1979年12月20日生まれ 射手座 A型
出身地:長野県 長野県千曲市在住
家族:妻、子供3人、義父母の7人家族(婿養子)
学歴:長野商業高校→東洋大学
スポーツ歴:硬式野球、硬式テニス、スノーボード
職歴:自動車販売営業、採用教育、採用コンサル、広告出版営業、花屋
好きなアーティスト:ミスチル
好きな食べ物:鶏肉
将来の夢:築90年の古民家である自宅を全面リノベして、薪ストーブを設置して畑で取れた野菜を使ったピザを焼いて、気心知れた仲間を呼んでホームパーティすること

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独立に至った経緯

前職の花屋時代はフローリストではなく、企画&営業マネージャーとしてお仕事させていただきましたので、お花を製作することは一切していませんでした。なので花束アレンジは作れません!配達はめっちゃ早かったです!

で、その中で「花屋の働き方」に課題を感じました。なにせ時間に追われすぎている。これは花屋の仕組みに問題があると思ったんです。どういうことかというと、花屋さんは圧倒的に個人事業主や法人成りしていても家族規模もしくは数人規模という花屋さんがとても多いです。で、そのほとんどがフローリスト。つまり「フローリスト以外の職種」がほとんどいない状態です。

でも他の業界を見れば、クリエイターもいればマーケ担当もいれば営業もいれば総務人事もいれば、色んな職種の方が一つの企業内で活躍しているわけです。でも多くの花屋が「フローリストが兼務」しています。飲食店さんに近いかもしれないですね。
この状況なので、「花の製作に関わる仕事以外の仕事」は後回し。。で、そのまま手付かず。。でもやらなきゃいけないから花に触れる仕事以外の周辺業務が増えていく。。ということがザラにある状態です。そもそも花に触れていたくて花屋さんになっているので、それ以外の仕事を経験したり学んできていない人がとても多いのも現状です。

なので、僕はそれまでの経験を活かし「花卉園芸業界のコア業務以外の仕事に専念」することで、その立ち位置を確立し業界内の分業の仕組みを作っていこうって思い独立しました。

で、その肩書を「ボタニカルディレクター」としてスタートし、今は「プロデューサーだね」と言われるようになってきました。


ボタニカルディレクターってなに?

ところで、プロデューサー/ディレクターってなに?

現在はプロデューサーとして活動していますが、ボタニカルディレクター含め、この質問を多くいただきます。自分が知る限りではこの肩書きを名乗って仕事をしている人はいません。ぶっちゃけ呼び名はどうでもいいと思っていますが、企画屋さんと思ってもらえば一旦OKです。

命名のきっかけは、大変お世話になっているとある経営者の方から「青木君の仕事って、ディレクターだね」そう言っていただいたんです。で、超納得感がありその場で決めました。

「ディレクター」
演出家または監督、現場の責任者(コトバンクより)

そうです。植物(花と緑)を活用してどのようにギフトシーンや各種植物(花と緑)のあるシーンを演出するか?また、植物(花と緑)を活用してどのようなサービスを設計するか?それが私の役目です。で、その時に花そのものを束ねたり、花材選定したり、実際に装飾するのがフローリストでありフラワーアーティスト及びフラワーデザイナー。(いわゆる花屋さん)

花屋さんすらも演出の1つであります。もっと言えばそこにいるフローリストという人。人によって得意な装飾や技術が異なります。それを青木が把握しお客様のニーズと橋渡しをする。そんな役割です。ただの仲介屋ではありません。
また、花屋さんすらも時にはサービスの対象になります。その方々が持ち合わせているアーティスト性や可能性を引き出したりするのも僕の役目だと思っています。結果としてフローリスト個人に注目が高まることで、「フローリスト」「フラワーアーティスト」「フラワーデザイナー」という職業そのもののプレゼンスが向上するものと思っています。これは業界に対する大きな貢献です。

僕の大好きなMr.Childrenで例えてみる

ミスチル→作詞作曲、曲を生み出す創作活動に専念
トイズファクトリー→その曲をどうやって販売につなげるか?をサポート

ざっくりいうとこんなイメージでしょうか?
これを花卉園芸業界に当てはめてみます。

フローリスト→花の選定や製作活動に専念
JOURO→フローリストの活動をサポートしていかに販売につなげるか?
ボタニカルディレクター→JOUROに所属している専門職

JOURO及びボタニカルディレクターはこのような立ち位置です。
最近は「青木くんはプロデューサーだね」と言っていただけることも増えてきたので、そんな風に捉えていただけたらOKです。


活動コンセプト「花屋の参謀」

僕たちは「花×◯◯」の公式に当てはめて常日頃アイデアをカタチにする仕事をしていますが、それは何のために?と言われたら「花屋さんの力になるため」です。そして、その先にJOUROがミッションとして掲げている「花で社会装飾」の実現があると思っています。実際に装飾という工程を行うのはフローリストの皆さんなので。僕は参謀として花屋さんにはできない動きを心がけています。企画した商品サービスを花屋さんに活用してもらい、花屋さんの成長に貢献する。そんな使命を勝手に背負っていますw

そもそも論なのですが、花を含む植物なしに僕たち人間は生きていけません。(急に)34億年の歴史を持つ植物、たかだか700万年ほどの歴史の人間。桁が違うんです。だから植物への感謝は大前提として持ち合わせた上で、いかに共生していけるか?を考えています。その考え方を大前提として持った上で企画を考える事もあります。植物というととかく花屋さんや園芸店さんで販売されているものばかりに目が行きがちですが、自然に生息している植物も僕は対象として考えています。それをどうやって仕事に取り込むことができるか?そしてそれを花屋さんに落とし込むことができるか?


実現していきたいこと

花卉園芸業界の活動の中にはまだまだたくさんの「もったいないなー」と思うことがあります。まずはそれらを解消していくのが活動の1つ。具体的には現在「HANAMUKE for biz」「STEMN」の提供をしていますが、この「もったいない」という視点で見るとまだまだコンテンツは生み出せそうです。

そして、僕がベンチマークしている会社が実はあります。
それは吉本興業です。そう、あのお笑いの吉本です。

吉本興業はご存知の通り「笑」を提供している芸能プロダクションです。
お笑い芸人のマネジメント・劇場運営・コンテンツ制作・グッズ販売・地域創生・クラファン運営・海外事業など。いわば「笑×○○」をカタチにして提供している会社です。

僕がやりたいのは、その植物バージョンです。
植物プロダクションとでも言いましょうか。
お笑い同様、人が生きていく上で絶対になくてはならない「植物」をベースに何と掛け合わせたらどんな価値提供ができるかを提供している会社。
それがJOUROが目指す未来です。ただその根底にあるのは吉本さんであれば「芸人の力になりたい」というシンプルな想いだと思うんです。僕は「花屋さんの力になりたい」という想いだけです。

ボタニカルディレクター/プロデューサーというのはそこに存在している職種の1つに過ぎません。

そんな未来を想像しています。


フローリストの再定義

フローリストという言葉は、まだまだ一般的ではないように思いますが、
使われ方としてはいわゆる「お花屋さん」を指した言葉として使われることが圧倒的に多いです。お花を実際に生ける人。花束アレンジを製作する人。この方達を指す言葉として使われます。

しかし、調べてみると少し違う意味合いの言葉が出てきます。

フローリスト英語: florist)とは本来、園芸愛好者の意、園芸を好み愛する者を指す。

本来はもっと意味の広い言葉なんです。
しかし日本国内においてはプロ向け(しかも花屋さん限定)の言葉のように扱われていますので、ひょっとしたらその時点で花と緑の可能性を狭めてしまっているかもしれません。そこを再定義していきたいと考えています。

なので、僕が植物プロダクションを作れたとして、そこに所属するフローリストはボーダレスです!フラワーデザイナー・フラワーアーティスト・ガーデンデザイナー・植物が好きなグラフィックデザイナー・クリエイター・パルダリウムデザイナー・ランドスケープデザイナーなど。
つまり「植物を愛する人」です。

その人たちと一緒に人と植物が共生する社会をつくっていきたいと考えています。ただ、その植物を実際に扱って人の笑顔を創っていくのは僕ではなくフローリストの皆さんです。なぜなら技術があるから。
時代背景的にも多くのスペシャリストと呼ばれる人が増えました。しかし、スペシャリストがコモディティ化している時代に突入しているとも言えます。だからこそその技術を持ち寄って、チームだからこそ成し遂げられる世界を一緒に観にいきたいんです。自分1人でできることに僕は興味がありません。結果として腕のあるフローリストにスポットがあたり、そんな人になりたい!という憧れを持つ次世代の人が育ち、業界の発展・社会の前進に貢献するということは十分ありうるのではないでしょうか。

この記事を読んで下さった方で、「植物を愛している人」。
ぜひ一緒に活動していきましょう。


どうぞよろしくお願いします。


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