見出し画像

東京亀有の小森谷バラ園

(今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓)

今日は東京亀有の小森谷バラ園さんについてのお話をしたいと思います。

小森谷バラ園さんは、今年の何月か忘れちゃったんですけれども、運営に関わらせていただくことになって、今いろいろ動いてるんですが、バラ園さんと言っても例えば市場にバラを出荷しているわけではなく、完全無農薬でお花の栽培をしていて、そのお花をどちらかというと今まではエディブルフラワーとして活用して食材として使ったんですね。具体的には洋菓子の素材の一部として活用していました。もちろんお花ですので、そのままご自宅に飾って楽しむ方法もありますけれど、それを素材として活用して加工して楽しんでいただく。そんな使い方を出口として持っていた。そのためのバラ園さんだったんですが、もともとやっていたその洋菓子の加工の方が、工場の関係で止まってしまって、バラがほぼ全数ダブついちゃっている状態だったんです。
「これなんとかしなきゃね!」っていうところで僕にお声掛けいただいて、今運営に関わらせていただいているという状況です。

そもそもですけど、東京23区内に無農薬栽培のバラ園がある。これだけでめちゃくちゃ価値があるじゃないですか!確かに亀有って言うとまあ住宅地なので、渋谷とかそういった本当に都市部とはまた全然違いますよ、もちろん。違うけどもとはいえ23区内にバラ園があるっていうのは、やっぱり魅力ですよね。なのでその立地だからこそできる展開方法を検討した方がいいんじゃないかということで、素材としての提供はもちろんですが、コミュニティとしてそのバラ園を活用していく術もないかというところでみんなの意見が一致して、月会費の会員を少しずつ募っていき、その方々に向けたバラの提供をしたり、そのコミュニティのメンバーで何か使える商品開発をしたりとか、あまり広げようとしない。そんな戦略で最初はスタートしています。

一方で、いきなり会員になります!なんていう人なかなかいませんから、ダブついてしまうバラををどう活用できるかというところで、飲食店さんにバラを使ってもらえないかとか、加工会社さんを探してそのバラをスイーツの一部として使えないか?とか、同時にそのような動きもしているのが現状です。

そして、先日1件反応があったんです。エディブルフラワーを使って、いろんな商品開発したりレシピを提供している方を発見して、その方にこちらから思い切ってメッセージしてみたら、「すごく興味があります!」というふうに反応をいただいたんです!そして、早速近々打ち合わせをすることになっています。
おそらく実際にサンプルを送って、まずは実際のモノを見ていただかないと、なんとも判断もつかないと思いますから、その後どんな反応をいただけるのか?楽しみです。具体的にそうやってレスがあったのってほぼ皆無に等しくて、その中今回は即レスだったので、すごく嬉しかったです!どんな展開になるのか楽しみです。

エディブルフラワーの活用というのは、なんとなくですけど、少しずつですけど、世の中にも広がってきている感覚があります。また、エディブルを活用してビジネス展開しようという方も、インスタとか見てると見かけるようにもなってきたなぁという気もします。特にインバウンド向け。ある程度やっぱどうしても単価は高くなりますけれども、それでいいと思います。それだけ価値のあるものですから。日常的にそれを食すというのはなかなか日本の文化には馴染まない気がしますが、でもちょっとした特別な日や外国人向けのインバウンド対策の商品としてとか、何かピンポイントで使う分にはすごくいいアイテムなのではないかな?と思います。ただ足がどうしても早いので、そこをどうクリアしていくか問題はありますが、今後も可能性は探っていきたいと思います。

それでは、今日も元気にがんばローズ🌹