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季節の中に生きていますか?
この質問をされた。
花に関わる仕事をしている人間なのに・・何も言えなかった。
これはアチーブメントグループが提供している「美樂の書」講座での先生との会話です。(美樂の書の詳細はこちら)
季節を知る
私がこの講座を受講するきっかけになったのは、シンプルに自分の知識不足を感じていたから。花の業界に携わる人間として、もっと本質である花や季節そのものの知識を蓄えないといけないなと感じていたから。
表面的なものではなく本質的な学びをしたいと感じていた時に出会ったのが、この美樂の書。そして私が受講しているのが月1回受講(計12回)するベーシックコース。
先日は「7月(文月)」について学びました。
この季節は七夕の季節でもあり、立秋前の1年間で最も暑い季節でもあり、中元の時期でもあります。(といったような基礎的な知識をまず学びます)
また昔の人は今のように時計がなかったので、季節を感じることで「今日」という日を把握していたそうです。日本人はそれらの能力を元々備えている農耕民族。だからその季節を感じて生きていくということは、とても大切なことだということを学んでいます。
デザイン書道
それらの基礎知識を踏まえ、デザイン書道を通じてその季節を書に落とし込み、生活に彩りを加えます。
実際に先日書いたのがこちらです↑
まだまだ自分が納得するような書は描けていませんが、書いている時はものすごく集中しているので、書いていてとても楽しいです。自分なりのこだわりとかも出てきたりします。
また、これは正解不正解があるわけではないので、自分の表現として書を学んでいます。
花屋さんにも学んでほしい
私より数倍も花の知識がある花屋さん。でも季節に関する本質的な学びを得ている花屋さんはどれくらいいるのか?いないとしたら是非学んで欲しい。
「なるほど、だからこの花のこの色使いなんだね」と、単なるデザインではなく季節の表現からの逆算のデザイン(しかも説明が加わる)があると、「この花屋さんすげ〜」ってなりませんか?
経営者を含むビジネスパーソンにも学んでほしい
「目上の方にお手紙を出す時は、本来葉書は選択してはいけない。なぜなら・・・」など、ビジネスマナーも学ぶことができます。
また、このようなデザイン書道をあしらったお手紙や熨斗などでご挨拶をいただいたら「おっ、この人なんかデキるな」そんな好印象を与えることだってできます。
これからの時代の生き方
この辺りはテクニック論になってしまうかもしれませんが、季節を知ることで生き方に変化が出てくるんじゃないか?という期待を持っています。そして今後益々AIの時代に突入していく。そんな時こそ、この季節を知り、日本人としての五感を研ぎ澄ます。
そのような時間を作りたいものです。
とてもオススメの講座で企業に出向いて出張講座もあるようです(ある程度人数まとまれば)
興味ある方は担当の方をご紹介しますので、共に季節の学びを深めていきましょう!