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経営者が経営を手放す!?(続編)

こんにちは、ローズ青木です。「フラワービジネス2.0」という花業界専門オンラインサロンを運営したり花を通じたサービスを開発したり地元長野限定のローカルモデルをやったりしています。

(TOP画像と記事の内容は特に関係ありません。惹かれたものをチョイスしました笑)

続きです。

今回はこちらの記事の続編です。

キンコン西野さんの例を挙げ、「花屋さんは実際どうなんだろう?」というのを書いてみましたが、全国約16,000店舗あると言われている花屋さん。今後間違いなく減っていきます。予測では「半減するんじゃないか?」という人もいるくらい、ほぼ確実視されています。

どんな減り方をするのか?

注目すべきはその減り方です。

・経営悪化による閉店
・後継者不足による閉店
・吸収合併

大きくはこの3つに分類されるのではないでしょうか?

合併といえば話題になっているのがLINEとYahooの合併です。ネット記事はもちろん、Youtubeで堀江さんもその狙いについて解説しています。

身近なことでいうと、キャッシュレス決済がどうなるのか?個人的には一番注目しています。

花屋のM&Aは?

ほぼほぼ注目されることはありませんが、小規模ながら合併している花屋さんはあります。その理由までは情報を掴んでいませんが、「地域に花屋さんを残す意味」は少なくとも花屋さんは理解しているので、お店をなんとか残そうと考えた結果の決断だと思います。

花業界の方々が、このM&Aについてどのように感じているかはわかりませんが個人的には「効果的な手段の1つ」と考えています。
大きく期待できる効果としては「経営効率化」「会社の体力を増やす」この2つをイメージできています。(バカヤロー!他にももっとこういうことあんだろ!というものあれば教えてください汗 素人考えなので)

異業種を真似る

例えば飲食店。お店のブランドや提供している料理の種類は異なるけど、経営している会社は同じ。このような在り方、ザラですよね!?

アパレルもそう。

花屋さんだって、物理的にはできると思います。大手花屋といえば2-3社の名前しか出てきませんが、最大手の花屋さんでも全国約200店舗

しかし、これからの時代でいえば「ブランドを統一」することは花業界的には面白くないし地方においてはあまりウケないと思うので、あくまで地域ブランドの花屋さんのブランドはそのまま残し、経営体制を合理化していくというかたちは、伸び代があるんじゃないかと思っています。

考え方の参考になっているのが、星野リゾートの星野社長の考え方です

所有と運営の分離」。星野リゾートは運営特化型戦略で業績を伸ばし、キャッシュが貯まってきた段階で所有するようになっていきました。

「なるほど〜」

「じゃあ、花屋さんを支援するノウハウや仕組みを完成させて、まずはフィービジネスで花屋さんの経営を支援し、その後必要に応じて所有段階に入る」というのはビジネスとしてはあり得そうです。


目的

ただ、やはり目的が大事です。ローズ的には「フローリストはフローリストであってほしい」だけなんです。無論、「そこから卒業して俺は経営者になりたいんだ!」というフローリストがいれば、そうすればいいでしょう。
ま、あとは今すぐローズがそのようなこと考えているかって言ったら、そうではないので、断りを入れておきます。

しかし今のところ、ローズが接しているフローリストさんは圧倒的に「フローリストやっていたい!」「お花に触れていたい!」という方が多い。そうなるとどうしても「経営が後回し」になってしまうんです。。。

ここは課題だと。だからサポートしたい。そう考えています。

いずれにせよこの10年で業界は大きく変わっていくでしょう。いや、むしろ変わっていかなきゃいけない。どんな変化を遂げるか?まだまだ想像がつきませんが、どんな形であれ業界にとってプラスの方向へ進んでいってほしい。いや、そうなるようにコントロールできる範囲の仕事に一生懸命になろう!と思っています。

それでは皆様、バラ色の日々を🌹

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