BBQとレストラン
こんにちは、ローズ青木です。「フラワービジネス2.0」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、「Stamps」という花屋さんを中心とした店舗ビジネス向け固定客化ツールの販売をしたり、地元長野限定のローカルモデルをやったりしています。
最近わかったこと
やっぱり僕はBBQが好きですw
ただ、「なんで好きなのか?」深く考えたことなかったんですが、40歳になった最近、ようやくその理由がはっきりしてきました。
BBQって、説明するまでもないですけど、一般のいわゆる料理の素人が集まってお肉や野菜を焼きながら、飲みながらその時間を楽しむスタイルですよね。
「美味しいお肉が食べたい」という食欲だけを満たすのが目的だったら、別にBBQじゃなくてレストランに行けばいい話です。
しかも、そのほうが夏場であれば冷房も効いてるし快適です。
それなのになぜBBQをやるのか?っていったら、やっぱり僕は「人」が好きなんですよね〜大切な家族や仲間とワイワイしながらその時間を楽しむあのひとときがたまらない。(だからついつい飲みすぎてしまうw)
レストランの価値
じゃ、レストランが嫌いなのか?っていったらそういうことではなく、むしろ好きです。懐に余裕があればそれはそれは行ってみたいお店は沢山あります。
レストランには当然BBQでは得られない価値がある。プロがその腕を磨きに磨いて提供してくださるお料理とその空間。これはBBQでは味わうことができません。だから、大切な節目だったり会食だったり、利用する場面を選ぶわけです。
これを花屋に置き換えてみる
レストラン型花屋
いわゆる通常の花屋。フローリストと呼ばれるプロが製作した花束やアレンジメント買いに行く場所
多くの人が認知している花屋さんというのは、いわゆるレストラン型花屋さんです。そのプロの技術を提供してもらうためにお店に足を運ぶ。その技術に魅了されたらリピートになり、また足を運ぶわけです。
もちろん、接客や店舗の雰囲気なども要素に含まれますが、プロはプロとしてトータルでデザインしています。
BBQ型花屋
お客様が欲しいものをお客様が作りに行く場所
近年、ワークショップが盛んですが、それは時代背景もあろうかと思います。ただなんとなくワークショップを開催していて、その理由をきちんと説明できる花屋さんがどれだけいるのかは定かではありませんが。。
花屋さんに置き換えると、この2つの形態が想像できます。すぐイメージできると思いますが、この2つの花屋さんのスタイルって全く異なりますよね?
「どう違うのか?」
それは、お店の作り、店頭の品揃え、仕入れ、スタッフの配置、必要になる資材などなど、方針が変わることで用意するものも当然変わってきます。
しかしながら、完全に「BBQ型花屋」に軸足を置いている花屋さんって、まだまだ少ないですよね?「レストラン型兼BBQ型花屋」が多い。
言い方変えると、レストランの中でBBQスペースも用意しているような感じ。そう考えると、どうでしょう?何か可能性見えてこないですか?
このレストラン型とBBQ型についてはキンコン西野さんのブログがめちゃくちゃわかりやすいので、こちらをご覧ください。
※2つのスタイルって言いましたが実際は「デリバリー型花屋」もありますね。完全予約制で店頭受け渡しor配達のみ。
何を大切にしたいか?
通り一辺倒に「こっちの方がいい」とかいう気は毛頭ありませんし、そうは思いませんが、判断基準としてはその花屋さんが「何を大切にしているか」それによって取るスタンスが異なってくると思います。
時代に合わせた変化はもちろん大事。
でも、土台となる目的が何なのか?明確にしておかないと時代に振り回されてしまいます。
モノが売れにくくなってきた今の時代、「BBQ型」のニーズが高まっています。つまり体験型。それをどう捉え、どう自社に取り入れるか?まだまだ変化の余地がたっぷりある業界なので、これからが楽しみです!!
それでは皆様、バラ色の日々を🌹
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