代価の先払い
フラワーディレクターとして提携花屋さんと共に活動している青木です。
・「花屋2.0」という花屋専門支援サービス
・セールスパーソン向けマガジン「できるセールスには花がある」
・「祝花コレクトサービス」
・「アート盆栽」
など、【フラワービジネスを新しくデザインする】をテーマに花屋という立場ではないからこそできる業界の盛り上げ方を様々企画立案し展開中です。
差し出そうとしない人が、実は多い
皆さんは何かを得ようとする時に何かを差し出しているだろうか?
わかりやすいのは、何かを購入する時にお金を支払うこと。
お金を得るために労働力という時間を提供すること。
人生は「時間」と「お金」の使い方でしかないわけなので、そのいずれかを差し出すことで得たいものを得るというのが、トレードオフというかごく自然な考え方だ。
その場で価値と価値の交換が行われるのでとてもわかりやすい。
価値は遅れてやってくる
でも、「代価の先払い」というのは、価値が遅れてやってくる。
自分は能力開発に時間とお金をかけて、もっと貢献できる人間になりたいと思って代価の先払いをしている。例えば研修を受けたからといって即、貢献できる人間になれるわけではない。でもそのための技術を習得することでそうなれる!そこにはタイムラグがある。
そうなんだ、そうなんだけど、それを理解していない人もたまにいる。
先払いをしているという錯覚
「無料」という誘惑。
「無料なら利用するけど、有料なら利用しない」
「無料なら話を聞いてみたいけど、有料なら聞かない」
「無料なら登録するけど、有料ならしない」
ここに代価の先払いという価値観が存在しているのだろうか?
価値を提供する側に回った時には、お金払いたい!払ってでもその価値を得たい!と思ってもらえるような商品サービスを提供しなきゃな。
あとはその価値を理解してもらえるような伝え方を勉強しなきゃな。
成功者と言われる人の特長
いずれにせよ、自分の周りにいる成功者と呼ばれる方々は、この「代価の先払い」を積極的に行なっている。むしろ呼吸をするかのように自然と。
「それはお金があるからできるんでしょ?」という人がいるかもしれないが、それは違う。それをしてきたからこそそのような経済的な豊かさ・時間的な豊かさを手にしている。
逆に言えば、代価の先払いをしないで成功している人は見たことがない。
それほど、大切な習慣だと考えています。