「企画に意味を持たせる」のつづき
先日書いた記事がこちら。
この記事で紹介したキンコン西野さんのネタ元はこの本だった!
西野さんも紹介していたので早速購入してみたら、久々衝撃を受けた本だったので、僕からも超オススメします!
意味が希少化している時代
肌感覚でも多くの人が感じているであろう「モノが溢れている時代」。モノが不足していた時代は、大量にモノを生産しそれを流通させ販売に繋げることが当たり前だったし、それを実現できる大手企業が力を持った時代だった。でもその過去を経て現代は「モノ」には困らない時代になった。つまりその大手の企業の手法は崩れ始めているのだ。
にも関わらず、あいもかわらず過去の常識を世間の常識と捉えるオールドタイプがまだまだ多いのも事実。そんな現代に不足しているのが「意味」だ。
「Why=なぜ?」
至ってシンプルだけど、このWhyが抜け落ちている。
モノが不足していた時代は、「モノが不足しているからそれを埋める」という意味があったが今はそうではない。そんな時代にモノを作り続けたら、厳しい言い方それはゴミとなる。。本の中の言葉を借りると「クソ仕事」が蔓延しているというのだ。。
実際、「働く意味を感じて働いているかどうか?」この類の調査をしてみると世界的に10〜20%の人しか、その意味を感じられていないという。つまりは80〜90%の人は意味を感じずただただ働いている=クソ仕事、に時間を捧げているという事実があるのは、とても悲しい。。。
正解のコモディティ化
ビジネス。となるととかく左脳的、つまり論理的・理性的に分析して答えを導き出す。このイメージばかりが強く、むしろそれができないとどこか仕事できない感すらある。
ただ、論理的で理性的になればなるほど、それは=みんな同じな訳で違いが生まれない。正解のコモディティ化につながるというわけだが、現代はまさにこの状態だと語られている。
無論、論理的・理性的になり分析をすることがNGというわけではなく、それに偏重しすぎることがよくないということなんだが、「じゃあどうすればいいの?」に対する答えとして提示されているのが「意味」です。そしてその意味を考える力が「構想力」です。
予測=未来がどうなるか?
構想=未来をどうしたいか?
僕はこの言葉の定義を読んだ時、今後一切予測することをやめようと思いました。
「だって意味ないし」
未来をどうしたいか?自分の人生の主人公は自分なので、その人生を他の人に託したくない。そんな人生絶対嫌だ!自分の人生は自分で切り開く!
意味のある男
そう、意味のある男になりたいと思いました。意味のある活動をしている男になる!って決めました。
本の中では「役に立つ&意味がある」を車でわかりやすく4象限で説明してくれています。
ワンボックスカーのような男
役には立つけど意味はない男
ランボルギーニのような男
役には立たないけど、意味のある男
ベンツのような男
役にも立つし意味もある男
みなさんはどんな男になりたいですか?
(役には立たないけど、意味がある男ってw 燃費わるっ!でも愛嬌ありますね!愛されキャラですね!)
10年落ちの大衆車のような男
役にも立たないし意味もない
ここだけは何としても避けねば。。
あと、お気づきかもしれませんが、「意味がある」ってことは実は経済的価値も高いんですよね。意味を形成するのってそんな簡単にできることではない、だからそれが付加価値となって経済価値も高くなってくるんです。コピーできない世界です。
花には意味がある
そう思っています。
何かの一番役に立つものではないかもしれないけど。
何かの一番便利なものではないかもしれないけど。
何かの一番問題解決をしてくれるものではないかもしれないけど。
でも、意味があると思っています。
その意味をまだまだ探しています。
でも、その意味が提示できた時、きっと業界が一皮剥けます。
意味が提示できる花屋が増えれば、多様化が生まれます。
それができる業界です。それができる商売です。
花の存在は奥深い。
この本を読んで益々先が見えなくなりましたw
が、その追求こそが「道」なのかもしれないとも思った今日この頃です。
それでは皆さま、バラ色の日々を🌹
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