社会のOSをアップデートする
こんにちは、ローズ青木です。「フラワービジネス2.0」という花業界専門オンラインサロンを運営したり花を通じたサービスを開発したり地元長野限定のローカルモデルをやったりしています。
便利にはなった世の中
「人は人によって磨かれる」
人間とはその字が示す通り、人の間つまり人との関わり合いの中で生きていく生き物です。決して一人では生きていけない、それが人間です。
人と関わる手段としては、SNSの普及により格段に「繋がりやすくなった」とは思います。確かに便利になりました。では、果たして本当にそれによって人間関係が豊かになったのでしょうか?
確かに私もFBの友達数で言えば2,000名以上の方が友達です。でも顔と名前が一致しない方も多く存在します。直接話したことがない方もいます。なのでこの数だけでは、その豊かさを測ることはできません。
今、世の中で起きていること
皆さんはご存知でしょうか?
20〜30代のいわゆる若年層、これからの日本の未来を背負っていく世代の死因第1位は、自殺です。。
また、連日報道される児童虐待による死。本当に悲しい事実です。
SNSの普及で人とは関わりやすくなったはず。なのになぜ?
原因は、その関わり方にあるとしか思えません。
その関わり方が人に苦痛を与え、人を不幸感に導いている。
その関わり方の元となる考え方は、心理学の観点から言うと、「外的コントロール心理学」と言う考え方に基づいています。
人は外部からの刺激に対して反応する
と考える心理学で、例えば以下のようなことです。
「雨が降ったから傘をさす」「電話が鳴ったから出る」
また、「人は変えられる」と言うスタンスをとります。
だから怒ったり・責めたり・文句を言ったり・脅したりします。1回でダメならさらに強い刺激を与えて相手を変えようとするのです。
しかし、その先に得られるものは残念ながら「人間関係の破壊」です。
「じゃあ、どうすればいいんだよ!」
そう、そうなんです。その人なりの今できる最善の選択がその関わり方だっただけなんです。他の方法を知らないんです。
代表的なのがスポーツ界。アメフトなど指導者の問題が顕著になってきています。昨日も研修でお会いしたラグビー界の有名指導者(現在は指導者の育成にも貢献されている方でラグビー日本代表に何人も教え子を持つ)の方がお話しされていました。
「現場は手は出しちゃいけないことは理解しているけど、
手は出していないだけで何も変わっていない・・」
結果、言葉の暴力・態度による威圧などが横行します。
結局、その根底にあるのは「外的コントロール」「相手は変えられる」という考え方なんです。
花屋の現場での指導はいかがでしょうか?スタッフに対して刺激を与えて相手の行動を変えよう変えようとしていませんか?また、変わらないことに頭を悩ましていませんか?自分の正しさを押し付けようとしていませんか?
それに対して選択理論心理学がとっているスタンスは、「相手は変えられない」「変えられるのは自分と未来だけ」です。相手に対してできること、それは「情報提供」だけです。その提供した情報を相手がどのように捉えるか、またそれを行動に繋げるかは相手次第です。そこをコントロールはできません。
でも、もし選択理論心理学を学ぶことで「人間関係も良好になり、その結果ビジネスの成果やプライベートにおける人間関係も豊かになる」のだとしたら、それを体得したいと思いませんか?
選択理論心理学がこれからの社会のOS
私は今、JPSA(一般財団法人日本プロスピーカー協会)に所属しています。所属するにはアチーブメントの指定講座を受講するとその資格が得られるわけですが、この協会は「人間関係の技術と目標達成の技術を広め、豊かな社会づくりに貢献すること」を目的として活動している団体です。
そして、その普及活動にあたってるのがプロスピーカーです。JPSA会員の10%がこのプロスピーカーに認定されていて、厳しい合格基準を満たした人のみが得られる認定資格です。
私は長野県在住で花業界に所属しています。この2つの領域には一人もプロスピーカーは存在しません。つまり自分が活動している領域にはこの情報が全く伝わっていないと言っても過言ではないのです。
「だったら伝えなきゃ」
シンプルにそう思いました。
だって、自分がお世話になっている業界と住んでいる大切な地域です。そこにいる人たちに「よくなってもらいたいし、一緒に良くなりたい!!」って強く思いました。
だから私はプロスピーカーになったんです。
11月22-23日の2日間、年1回のJPSAのイベントがありました。とても上質な空間でした。人と人との関わりあいが本当に幸せに満ち溢れています。全く、本当に全く「否定」「批判」がありません。そこにあるのは「承認」。
「あなたはできる」
「あなたには価値がある」
「あなたはあなたのままで素晴らしい」
この前提に立って関わり合っているのです。
想像してみてください。もしそんな関わり合いが世の中の常識になったら?
「あなたのご家庭はどんなご家庭になりますか?」
「あなたが通っている学校はどんな学校になりますか?」
「あなたが勤めている会社はどんな会社になりますか?」
「あなたが住んでいる地域はどんな地域になりますか?」
「あなたが住んでいるこの国はどんな国になりますか?」
私は「良くなるイメージ」しか持てません。だからこそ、その価値ある情報を伝えていくことで世の中を良くしていこう!そのためにはまずは自分が所属する2つの領域に伝えていこう!と思って活動しています。
この記事を読んでいる花業界のみなさんへ
「目の前の現象を作っているのは自分の考え方」
私はこう考えて日々の行動を選択しています。今自分が苦境に立たされていたとしてもそれは自分の責任。望む結果を得られていたとしたらそれも自分がしてきた選択の結果。
業界は苦境に立たされています。しかし、その現象を招いているのは他でもないこの業界に所属する私たちの考え方が招いた結果です。
じゃあ、この今の現象(=状況)を変えようと思ったら、何か行動を起こさなきゃいけません。その行動を起こす元になっている考え方を変えなければなりません。
じゃあ、「どうやって変えるのですか?どの情報を元に考え方をアップデートすればいいんですか?」
その時私が自信を持って伝えられるのはこの「選択理論心理学」と「その心理学をベースにした目標達成の技術」この2つです。
この情報をもっともっと業界に普及していきたい!そのために力を貸してもらえませんか?結果、それが業界発展に繋がります。業界発展に繋がるということはみなさん自身のビジネスの発展も意味しています。
「だったら所属する組合の会合で話して!」
「市場に来て話して!」
「うちの会社に来て話して!」
なんでもウェルカムです。是非お声がけください!!
それでは皆様、バラ色の日々を🌹