経営者が経営を手放す!?
こんにちは、ローズ青木です。「フラワービジネス2.0」という花業界専門オンラインサロンを運営したり花を通じたサービスを開発したり地元長野限定のローカルモデルをやったりしています。
社長あげちゃう
皆さんは今までの人生の中で、周りの人に何かしらプレゼントをしてきた経験があろうかと思います。
アクセサリー、お花、食事、洋服、靴、旅行などなど。
今日紹介するのは、ご存知キンコン西野さんのお話です。彼はなんと、「社長」をお友達にプレゼントしちゃいました!!(◎_◎;)
もちろん、これにはれっきとした理由があるので、ただ単に面倒だからとかそんな浅はかな理由ではありません。詳細は以下ブログ&Voicyをご覧ください。
本質をいってるな〜と個人的には感じた
いかがでしたでしょうか?
私個人的にはとても共感しました。確かにキンコン西野さんに期待しているのって、会社を上手に経営する手腕ではなく「良い作品」を世にお届けすることであって、そのクオリティに期待しています。
(↑娘にプレゼントしたらとても喜ばれたし、大人も楽しめる絵本)
生み出される作品が“中途半端"だったとしたら、いくら「キンコン西野」というブランドが生み出した作品であっても、今ほどのヒットは続かないんじゃないかと思います。となると、結果として売上が上がらなくなり、会社の経営が傾いていくという現象を生み出してしまう。
ということをキンコン西野さん本人が一番よくわかっているんだな〜と、このブログを読んで感じたので、「この人めっちゃ本質的だ!」って共感できました。
西野さんだから?
これって、決して西野さんだからできることではないと思う。確かに、株式会社NISHINO以外の所得があるからこそできた決断かもしれない。その安心材料があるか否かというのは大きい。ダブルインカム、トリプルインカムの状態を作れるかどうかは花屋さんに限らずこれからの時代必要になってくるし、今すでにその時代だと思う。(自分もまだまだ課題だけど汗)
でも、ここではそれらを一旦差っ引いて考えてみようと思う。
花屋さんはどう?
花屋さんに求められていることって何だろう?
キンコン西野さんを例に挙げて話せば、ローズ青木的に一番必要とされている、もしくは本質的なことは「技術」だと思う。
・花束、アレンジメント、その他商品を製作する技術
・接客技術
・店内装飾技術
一番はここじゃないかな?
「人」という要素はもちろん大きい。「話してみてとても感じの良い人だな」って思えても、残念ながらその人のアウトプットが残念な感じだったら、その人から商品を「買い続ける」「紹介する」という消費行動は生まれてこないと思う。
その消費行動が生まれないということは、結果として売上に繋がらず経営が悪化していくという現象を生み出してしまう。。。
だから花屋さん=フローリストは、ここに一番時間を使わなきゃいけない。
そう思っています。
現状どうだろう??
私が知る限り、多くの花屋さんは商品製作に時間を沢山使っています。また、それに付随する仕入業務や資材の選定など、拘りを持っている花屋さんが多いです。
ただ課題なのは、そのフローリストが「経営者も兼任している」ケースが圧倒的に多いということです。トッププレーヤーであり経営者です。
「個人事業主、家族経営、この規模の花屋さんが多いから仕方ない。」
「花屋ってそういうもんだ」
このような声が多いのも実情ですが、果たして本当にそうでしょうか?
これからもその状態が続くのが、当たり前なのでしょうか?
私はそうは思っていません。だからそこを何とかしたくて今活動をしているわけですが、私自身「花屋の経営」そのものをやったことがないので「じゃあ代わりにやってくれ!」と言われても今はできません。
しかし、花屋の中間管理職・マネージャーとしての経験はあるので、その経験をもとに花屋経営者をサポートすることはできると思っています。
ただ、多くの花屋が「中間管理職」という人材すらいないのがほとんど。だったら社内でそれを賄うのは現実的ではない。だったらアウトソース。
この線でいくのが、現在の花屋さんをサポートするのに一番効果的かなと思っています。その結果として、
「経営者兼トッププレーヤーのフローリストさんの時間を生み出す」
「コア業務に専念できる環境整備に寄与する」
この価値を生み出せるんじゃないかと思い、いろいろ勉強しています。
フローリストさんが生み出す作品、その世界観は本当にスゴイです。
日本のフローリストさんは世界にも通用します!
そのフローリストさんが扱っている日本の花も世界に誇れる花ばかりです!
そんなプロの技術を持った人たちが、技術を高めるための時間をより使えるように、私はもっともっと成長していきます!
それでは皆様、バラ色の日々を🌹