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2022『第5回 うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン』旅日記②~南相馬をスタート

9/17 16:00 道の駅南相馬をスタート
全てのルートに様々な思い出がある道なので、新たな発見はあまり期待せず、過去の思い出を振り返りながら楽しむ旅になるだろうというのが、今回の旅だ。
この旅日記はその思い出を載せながら、
ふくしまの魅力を楽しめるよう書いていく。

スタートしてから数キロは市街地のため
信号もあり歩道も狭いので
最後方からスタート。
『市役所交差点』を右折。
この通りが『野馬追通り』

サンライフ南相馬入口交差点にある石碑

7月に開催される1000年続く伝統行事
『相馬野馬追い』
では、この通りを400騎の騎馬武者などの
行列が通ります。

今年の野馬追い大行列の様子




そして、この通りにはレトロな建物も。


珍しい蔵
上方風三階蔵

南相馬の魅力的なエリアも
スタートしてすぐなため、
見落とされがちだが、
伝統行事相馬野馬追いは
多くの人に知ってもらいたいですね。

市街地を抜け新田川を渡る。
この新田川の河口には以前から鮭が毎年戻ってきていた。しかし、震災の津波で鮭ふ化場は壊滅的被害、数年かけ復活も、3年前の台風19号と大雨で大氾濫を起こしまたまた壊滅的被害。私はその時に災害復旧のボランティアに参加した。たくさんの作業者の力で、2日かけ大量の泥を除去できた。作業終了後、そのふ化場にある食堂の社長の喜び溢れた表情が今でも印象に残っている。新田川は自然豊かな阿武隈山地からきれいな水が流れてくる川。
だから私にとってこの新田川は
見るたびに心がやすらぐのだ。

コース上から河口までの中間くらいのところに鮭のふ化場と『鮭川食堂』があります。災害後のその前を流れる新田川。


太陽が西の空の色を変化させる夕方に
なると阿武隈山地の景色はより美しく、
また『夕方』を感じさせる景色になる。

はるか西の空に見える阿武隈山地の山々と
稲穂の風景は自然の魅力を感じる

福島県の東側の海沿いは『浜通り』とよばれ、福島市や郡山市、白河市のエリアが『中通り』とよばれる。
その境目にあるのが阿武隈山地。
宮城県南部から茨城県北部まで縦長に続く山々。標高1000m未満ではあるが、
あの山々を越えていけば中通りへ行ける。
暗くなる前にその景色を楽しみながら
旅は進む。

スタートから9キロくらいになると鹿島地区を通る。

鹿島御子神社
大会当日の写真

鹿島御子神社の前は全てのランナーが通過していると思いますが、二本の大けやき、ご覧いただけたでしょうか?
樹齢900年とも1200年とも言われている
大木です。
大きすぎて写真とるのが難しいくらい。
ふくしまジャーニーランの250kmコースにはこのような魅力的な大木が
数ヶ所ありますが、
ここがNo.1をあらそう大木。
ちなみにもう1つのNo.1候補は舟津公園から
数キロ地点にある大仏の大けやき。

去年10月の写真
1年前、会津背あぶり郡山お一人ジャーニーランの時の写真。大仏のけやき。

もちろん、このような大木は福島でなくてもあるものですが、歴史と生命力と自然の素晴らしさが伝わります。

その先国道6号線に出た辺りから薄暗くなってきたのでライトを使用。

道の駅相馬前の交差点に到着すると、
1人の男性応援者がいた。
せっかくだからちょっと一緒に歩きながら
お話タイム。
男性はトラックドライバーで道の駅で休憩をしていたところ、通過するランナーが気になったようだ。男性の出身地は私の地元と近く、6月の奥久慈トレイル大会にも参加したそうです。その大会ではコースである男体山の頂上で私はずっと応援をしていて、一人一人に声掛けしたので、そのときに会っているはず!
そう思うと、
今回は逆の立場で
偶然会っていることがわかり、
嬉しい気持ちになった。

CP1フレスコキクチ相馬店には19:30までに行けば大丈夫なので、予定より少しはやく
19:14に到着。
私の後ろにはまだ数名のランナーがいた。

CP1到着

ありがたいことに、
お出迎え誘導員は
ジャーニーラン研究会メンバーで
今回はスタッフ参加の、みのさん。

スタート前

この大会にはスタッフとしてもランナーとしても参加経験あるお方。
積極的に福島の復興に貢献する
熱い想いを持った素敵なお方。
次はCP3福島駅で待ってるよ!
との言葉が
その後のピンチを救うことになる。

CP1到着19:14
スタートから22キロ

次回は、
CP1~○○まで









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