ヴィーガンじゃなくてごめんなさい
エシカル、サスティナブル、そんな言葉がようやく日本にも広まりだして、同じように市民権を得つつあるヴィーガン。
ヴィーガンとはベジタリアンの一種で動物性食物を摂取しないスタイル。ベジタリアンって実は結構細かく分類されるのでかなり複雑なんですが、とにかく動物性由来のものを食べない飲まない(人によっては革製品もNG)。
私がヴィーガンと出会ったのはもう15年前、当時ワーキングホリデーで滞在していたカナダで住んでいたお家の人たちがヴィーガンだったりベジタリアンだったりでした。
その頃は動物愛護の視点からヴィーガンになる人が多かったようですが、ここ最近は環境問題の視点から入る人が多いようで、著名人でもヴィーガンであることを公表する方が増えてきていますよね。
なぜ環境問題とヴィーガンがつながるのか、それは畜産が多量のCO2を排出する要因のひとつであり、温暖化の一因と言われているからです。
私自身、いろいろな視点から環境問題に関心を持つようになったのですが、それでも動物性食物は普通に食べています。
一番大きな理由は家族(夫とこども)がそれを望んでいないから、家族といえども他人なので押し付けたくはないのです。
ただ、特に環境負荷が高いといわれているのはビーフなんですが、そもそも家計のこともあり基本的にはポークかチキンしか食べません。あとは高野豆腐なんかを使ってフェイクミート料理を作ることも。最近スーパーでも売っているベジミート(大豆ミート)は、いろいろ加工されているものもあるので果たしてその加工品を食べるのと普通にお肉を食べるのはどちらが環境にも人間にも負荷が少ないのかしら?と躊躇しています。
そしてふたつめの理由がスノーボードを続けるための筋力維持、そのためにできるだけ高タンパクな食事を目指しています。
ここに至った経緯はまた別にお話したいと思いますが、フィジカルトレーナーにとにかく食事に糖分が多すぎる!そしてタンパク質が少なすぎる!と指導をされてからはできる範囲でタンパク質を摂取するようにしています。
スノーボードを抜きにしても、40代に入ってやっぱり体の衰えはひしひしと感じてしまう!ので、そういう意味でも食事って大事だなと実感しています。
ある日の夕食はこんな感じです。
サラダとブロッコリーは旦那とシェア、私が食べるのは1/3程です。
まずは必ず汁物を取るようにしていて、定番は豚汁。今日はさつまいも 、しめじ、玉ねぎ、大根が入っているので食べ応えがすごくあります!
その次にサラダを、夫の好みもあり温野菜よりサラダ派です。今日はレタス、ベビーリーフ、スナップえんどう、トマト、固茹で卵。卵以外は全て見切り品だった野菜たちです。一時はドレッシングを手作りしてたのですが、最近はめんどくさくてマヨネーズそのままに落ち着いています。
フードロスは環境問題を解決に導く大きなひとつの手段だと感じているので、これもまた別にお話できれば。まぁ見切り品を買うのはすぐ食べるのなら安く買えるし節約とエコの両立が出来ていいなーぐらいの単純な理由なんですが。
こちらも見切り品のブロッコリー2株を塩茹でにし、ベーコン、にんにく、バター、醤油で炒めたもの。ブロッコリーって筋トレしてる人たち好きですよね。
加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージ)は添加物がかなり多いので出来る限り控えているのですが、少し前にコストコで塩漬けだけのベーコンを見つけたのでそちらを愛用中です。確かBetter Tableという会社のものだったと思います。
ここまで食べるともうお腹がほぼいっぱいです!
最後に、ごはんを少なめ(70gほど)の上に玉ねぎと豚肉の生姜焼きをどん!と乗せて。ごはんにはもち麦を混ぜています。これは食べきれずに少しこどもに分けてあげました。
私は子供のころから甘いものが大好きで、食事の後は必ず別腹〜♡とお菓子をたべていたのですが、これだけしっかりと食事を取るともはやその余裕すらありません。別腹なんてないんだなー、別腹って自分が作ってるんだなー、と思い知らされました。
これを続けていく上で大切にしているのは手軽さ!料理自体は嫌いではないもののあまり得意ではないので、難しく考えずにサラダには蒸し鶏、ツナ、茹で卵を乗せたり、朝ごはんはジャムバタートーストよりもチーズトースト、スタバで飲むならフラペチーノよりソイラテ、という感じで過ごしています。
もちろん、食べるだけではなくて運動も大切なので、お金をかけずにできる範囲で走ったりストレッチやヨガをしています。本当はオフシーズンもがっつり室内ゲレンデで滑りたいのですが、膝のことを考えるとあきらめざるを得ず…その分筋肉に柔軟性を持たせることにフォーカスしています。
目標は60代になってもハーフパイプに入るおばあちゃん!そして子供に頼らない老後!なのでこれからもコツコツと筋肉を増やしていきたいと思います☺︎