教員の頃に抱えていた葛藤
こんにちは、satomiです。
教員、つまり「教える」ことを仕事にしていた私ですが、ちょっとした”葛藤”を抱えながらやっていました。
それは「必ず答えを教えなくてはいけない」と思っていたこと。
私は大学進学を視野に入れた高校生を教えることがほとんどで、これはつまり「学校での学びの先に、”大学受験”が待ち構えている」ということになります。
学校の教育も様々で、昔のように先生がひたすら講義、生徒はノートをとるだけ、みたいな授業とはだいぶ様変わりをしています。
私も、生徒に「自ら学ぶ姿勢を大切にしてほしい」と思っていたので、ただの問題演習ではなく「周りの人と相談してもいいから、時間がかかってもいいから、まずは自分でやってみよう!」とワークタイムを授業の中に取り入れていました。
生徒たちって、最初は「どうせ分かんないんだから、さっさと解説してよ」みたいな感じなんですけど、しばらくするとワイワイ相談が始まって、気づくと私が解説を始めようとしても「待って!あとちょっとで答えがでるから!!」みたいになるんですよね。
これがすごく嬉しかったです。
ワークタイムで生徒たちがあれこれ考えて、私はそれを見守るだけ!
そんな姿勢を貫き通すことができれば「主体的」「自主的」「自立」といった形に近づくことができるのかな?と思っていました。
でも…
数年後、数ヶ月後に受験を控えている生徒たちに「じゃあ、答えが出なかった人は、あとは自分で考えてみてね」と「完全に生徒たちの主体性に任せる」「私は”答え”ではなく”やり方”を教えるだけ」のスタンスではまずいんじゃないか?
そんなことも思っていました。
結果的に「答え」や「模範解答」を伝えることが必須になってしまい、「自主的に」と言いつつも結局最後は私がやり方を教えてしまう…。
”学校”という場所で受験生に教科教育をする上では仕方ないのかな、とずっと思っていました。
教育に限らず私が大切にしていること、それは「自分で考えて、自分なりの正解を出すこと」です。
主体的、自主的、自立、自分軸…のようにも言い換えられます。
結局、「いつも〇〇頼み」のような状態になってしまうと、それがなくなった時に動けない、行動できなくなってしまいます。
何かに頼ること、助けを求めることは大切なことだと思うのですが、「最終的に自分のことを決めるのは自分」という姿勢を大切にしたいです。
今、私は今までやってきた”ティーチング”だけではなく”コーチング”も行っています。
コーチングは、その人の力を引き出し自立をサポートするもの。
私が普段発信している手帳やノートではセルフコーチングのようなことができると実感していますが、セルフだと色々な角度から考えるのが難しかったり、思考がなかなか広がっていかないこともあると思います。
そんな一人では難しい部分を、コーチングでサポートしていけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☆
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