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四コマうら話5

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 GIGAスクール構想といって、文科省が全国の小中学校に情報端末と高速大容量回線を整備し、各学校では今年度からその活用が本格的始まっているのはご存知?一人一台のコンピュータをインターネット回線も活用して子どもたちが自由に使える環境は、教育界のパラダイムシフト。そりゃ、学校や教育行政現場は大変。

 でも、子どもたちはすぐに慣れるもの。小学校1年生から中学校3年生まで、それは大差ない。しかし、その受け取り方や扱い方や発達段階で大きな差があるはず。今回の四コマは、そんなところがテーマ。もちろん個人差、地域差はあるのだが、概して小学校低学年、中学年の「あるある」でしょう。

 全員の子どもに一人一台情報端末を与えて、大丈夫なのか、さらに問題が増えるんじゃないか、と危惧する向きもあるのは事実。しかし、これって、何か新しいことやものが登場したときには必ず出てくる常套句みたいなもの。人類が火を使い出したときから永遠について回る心配シンドローム。火薬、銃、核、自動車、飛行機・・・科学の進歩、発明の恩恵に関する事例は枚挙にいとま無い。

 子どもに関わる教育面でも、漫画、バイク、ナイフ、ゲーム、SNS・・・キリがない。ちゃんと使えるためには使わないとね。ときには少しぐらい痛い思いをして身につくものも多いよね。四コマで描いたことは一例だけど、こうしたステップを踏んで身につけていくものなんだと思うけどね。

「何かあったらどうする?」そのときにちゃんと指導したり、支援したりすればいいんじゃない。情報モラルやリテラシーも水泳や自転車乗りと同じだと思うよ。

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