四コマうら話7
IoT、いわゆるモノのインターネット化で今までの当たり前が変わってきている。さらにあらゆるものがネットで繋がるIoE(Internet of Everything)という言葉も耳にする時代だ。普通に存在したものが、いつの間にかなくなり別の形態に置き換わってしまう変化の激しい時代でもある。
これまで普通に使っていたATMがスマホアプリで代替えされ、その跡地にそんなにスペースと時間を要さない焼き立て食パン専門店が入っているというニュースを耳にした時は、さすがに驚いた。ATMスペースで事足りるんだ。ビジネススタイルもどんどん変化している。
そんな変化の激しい時代だからきっとオレオレ詐欺なんかも変わってくるのかも知れない・・・そんな思いもあって四コマを描いていた。ネット活用が進化するとどんな変化が起こるか、実際自分の身の周りではどんな変化が起きているか、などをあまり気にせずに過ごしているかも知れない。街の本屋さんがなくなる不便は、ネットで簡単に買える便利さに置き換わっているけど、その裏では配送関係の人々が日夜働きまくっている。誰かの便利は、誰かの負担によって成り立っているのは、IoT、IoEなの?
政府が唱えるSociety5.0のコンセプトは「サイバーと現実空間の融合で、経済発展、社会課題の解決が出来る人間中心の社会」。果たしてどうなんだろうね・・・それって達成できるのかな、課題を解決したらまた別の課題が生まれないかなぁ。また、これからどんなことに気をつけていけばいいのだろう、と子どもを交えて家族で話すのも、家庭でできる小さいけど大事な情報モラル・リテラシー啓発だと思うな。
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