今日は重陽節 写真は重慶 磁器口(記事51)
今日は旧暦九月初九日、重陽節です。
陰陽思想では、偶数は陰、奇数は陽と考えられていました。
九は陽数の中で最も大きいので、陽の代表とされています。
ここから、旧暦九月九日が重陽節(陽が重なる日)になりました。
重陽節は休日にはなりませんが、中国では「敬老の日」として重視されています。
また、ちょうど秋の気候がいい時期に当たるので、「秋游(秋の遠足)」の日でもあります。うちの子供(幼稚園)も今日は近くの小山に「秋游」に行きます。
今日の写真は重慶留学中に磁器口で撮ったものです。
(2000年頃に撮影したフィルム写真をスキャンしたので、画質はよくないです)
重慶は「山城」と呼ばれていて、坂や階段が多いです。
むこうに見えるのは重慶を流れる嘉陵江です。朝天門という場所で長江と合流します。
磁器口は「小重慶」ともよばれています。石碑に「林森」の名前が見えます。
林森は日中戦争中に国民政府(中華民国)の主席を勤めました。日中戦争中、重慶は国民政府の臨時首都になっていました。
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