中国 広東の学校はデカい(記事38)
私は静岡県出身で、小中学校は一学年4~5クラス、各クラスに40人ほどの生徒がいました。昭和から平成に移り変わる頃の時代です。
高校になると一学年に8クラスもあって、デカいなあ、と感動したものでした。
でも、今の広東の学校はケタ違いです。
娘が小学生だった頃、一学年に15クラスほどあり、各クラスに45~50人の生徒が詰め込まれていました。余裕で私が通っていた高校を超えています。
中学になると一学年18クラスに増えました。各クラスの人数はやはり45~50人くらいです。
ただ、中学二年や三年になると、転校したり不登校になる生徒が出てきて、各クラスの生徒数が減少し始めます。
今年、長女が高校に入って更に驚きました。
一学年34クラスで、各クラスに45~50人の生徒がいるそうです。
一学年だけで1500人以上になります。
私は高校に入って「デカいなあ」と思いましたが、全校合わせても24クラスで生徒数1000人弱でした。
さすが中国はスケールが違います。
とはいえ、今の中国は出生率が低下しているので、子供の数が減っています。田舎の方では過疎化が進んで廃校になるところも出ています。
我が家には第三子(男)がいて幼稚園に通っているのですが、長女が通っていた頃に較べて園児の数が激減しています。長女が年長だった時は、たしか4クラスほどあって、それぞれに20人くらいの園児がいましたが、今の年長は1クラスだけで、しかも12人しかいません。
日本と同じく、中国も少子高齢化社会に邁進中であることを実感しています。
今回の写真は広東の高校です。
なかなか凝ったつくりのおしゃれな建物ですが、普通の公立高校です。
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