僕が実現したいミッションは「人々の新たな価値を可視化し、個々が持つ可能性を広げること」
僕が株式会社XCOGを立ち上げた理由の1つとして「人に新しい評価基準や、価値基準を追加したい」という思いがあります。人々の新たな価値を可視化し、個々が持つ可能性を広げたいです。
それが出来たら、今まで気づかなかった自分たちの新たな側面を知り、人々の隠れた可能性を広げることができると思いました。
テストの点数だけで人を判断していいのか
今の社会では、テストの点数や偏差値、年収などの目に見える「情報や数値」が評価の基準になっています。そこにずっと違和感を感じてきました。
初めて疑問を持ったのは、小学生の頃。美術の時間に「木を緑に塗りなさい」という課題がありました。はみ出すことなく、緑色をキレイに塗ることができたクラスメイトが100点でした。僕はその時、100点の基準が全く分かりませんでした。
音楽や美術など、個性を重視した科目にも関わらず優劣をつける理由は、個性を点数化するアルゴリズムを思いつかなかった大人たちが、全員満点だと都合が悪くなってしまうからではないでしょうか。比べやすい道具の使い方や、先生の指示に沿った時だけ正解を与えるという評価システムを採用せざるを得ない状況だと思います。
もし低い点数をつけられた子供は、「自分は美術のセンスがない」と思ってしまうのではないでしょうか。もしかしたら素晴らしい才能があるかもしれないのに。
全ての物事には、複数の答えや考え方があることを意識する
さて、決められたルールを守るだけが人の価値を決める基準なのでしょうか。人にはもっと多くの魅力があると思います。
その代表的なものが「相手がいる状態での相互コミュニケーション能力」だと思います。
コミュニケーション能力を可視化することができるとすれば、自分の新たな側面・能力に気づき、多様性を尊重したり自己修正することができます。
例えば、自分が短所だと思っていたことが、他人から見たら長所かもしれない。相手から見える短所を知り、自己修正できることも幸せなことだと思います。
他人から見える新たな価値基準を知ることで、自分に劣等感を抱かなくてもいいし、悩まなくてもいいと仮説を持っています。
全ての物事にたった1つの答えを見いだすのではなく、複数の答えや考え方があることを意識することが大切です。
人の新たな価値を可視化し、1人1人がもっと輝ける世界へ
隠れている能力やスキルは、気づきにくいものです。だからこそXCOGでは、1stステップとしてコミュニケーション能力を数値化しようとしています。数値で可視化できない代表的な例の忍耐力や応用力、モラルや想像力に対しても客観的なソーシャル評価がつけられないか模索しています。
今までは単次元的な評価だったのものを、基準を1つ増やすことで色々な見方ができるようになると考えています。
人々の新たな価値を可視化ができたら、
「自他ともに個性を認め合い、1人1人がもっと輝ける世界になる」と信じています。
それが当たり前になる世界を実現していきたいと思っています。
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