鯛生金山をゆく2(大分) 18 josh 2022年6月20日 19:56 大分県が誇る産業遺産、鯛生金山の後半です。前半はコチラ 車いす専用通路もあり。ここから先、かなりの勾配でのぼりなので、車いすの人は迂回してね、ということらしい。坂を上っていくと正面にでかいプレートが。う~ん、なんとなくわかるんだけどさ、詰め込みすぎ。頭の中でまとめてから書いてください。濡れた階段をどんどん降りていく急勾配の階段を下りてさらに地下へ。確かに車いすじゃムリです。スラックス等のお客様は裾を上げろ、と。つまずいたら危ないからね。何をはいているかに関係なく、とにかく注意したほうがよさそうです。これまでの歩行距離をあらわす看板が。福岡方面はここまで。柵の向こう側をのぞいてみましたが、まっくらで何も見えません。むき出しの、素掘りの坑道が続いているようです。しかたないので大分側に向かって歩き出すと、先ほどの看板にあった松本清張原作「西海道談綺」のネタがいまごろ。通路の右側にはこんなかんじで映画の名場面パネルがありました。そして左側には同場面のイラストが――あったんだけど、えらい違いだな。タッチが劇画すぎる。このようパネルがズラーッとならんでいます。なんなんでしょうか、いったい。鯛生金山をテーマにした物語だというのは分かるけど、わざわざここでやる意味。そして途中からエロになります。もう、やりたい放題です。マネキンによるお色気シーン。しつこいですがここ、地下深くの金山跡ですからね。R18エリアを抜けて歩いていくと、前方がひときわ明るくなってきます。そこには黄金の鯛が。鯛生金山、だんだん投げやりに・・・。悪ノリしだしましたよ。そして脇には黄門様。関連しているのはもう字面だけです。金ぴかエリアを抜け、妙な形をしたスエーデン製のハイテクマシーンを横目に、前進を続けます。出口も近い。鉱山列車です。完全にさびついています。運転席からの眺め。なんかリアルでちょっと恐い。ようやく出口へ。結構な距離があったはずなんですが、不思議と長くは感じませんでした。そして振りかえる。やっぱりだれもいない。ほとんど使用しなかったマグシーバーを返却すると、そのまま通路はおみやげコーナーへ。「地球の宝物展」なんかもやっていました。いろんな鉱物が展示即売されています。そしてやっぱりきた、カメルーン民芸品。2002年のサッカーネタをいまだに振ってきます。中津江村のWebサイトでも、カメルーン弁当なんて紹介していたから、これくらいはやるだろうな。個人的にはコレがほしいです。このコーナーには人形だとか、動物をかたどった木彫りの置物だとか、いろいろな民芸品が紹介されています。カメルーンの民芸品にもいろいろあるんだなぁと感心しきりですが――ちがうとおもいます。便乗商売はやめてください。巨大なアンモナイトの横に小さなトレーが。なかには小型のアンモナイト化石、1個300円。だんだん怪しくなってきた。そして、当然のように出口ではカメルーン押し。もう押しの一手。徹底してます。たくましさすら感じます。エトゥってこんな顔だったっけ?表に出るとマニア向けのこんなワクワクする建物もある金銀入りの陶器。お、おう。だいたい3時間くらいはいたかな。むりやりまとめると、空気のきれいないい村でした。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 #旅のフォトアルバム 47,922件 #エッセイ #旅 #旅のフォトアルバム #一人旅 #大分 #鉱山 #産業遺産 #坑道 #鯛生金山 18