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ローファイミュージックの未来、新曲、できること、
ローファイミュージックの未来
以下のインタビューを読んで気づきがありました。
僕は今ローファイヒップホップというジャンルにいると思うんですけど、このジャンルはここ3~4年で飽和しているし、ちょっと不気味だなと思っているところもあって。例えば「ローファイヒップホップ好きです」と言っている人に、「10人好きなアーティストいますか?」って聞いたら多分言えないと思うんですよね。(略)アーティストとして見られていないというか、ツールとして聴かれているように思うんです。
でも「この人が好き」みたいにはあまりなっていない。やっぱり僕はそれではまずいと思っているんです。ブームというものは確実にいつか下火になるので、ファンが付いていないとブームが引いてきた時に一緒に終わってしまう。そこで「あなたの音楽が好きです」と言ってもらうものを作るために、自分らしさというか、個性を入れていかなきゃいけないと感じています。僕の場合だとそれがメロディなんですよね。
確かになぁと。すばらしい言語化。
アーティストごとの違いを聞き分けられるほどマーケットが成熟していないのだと感じています。第一想起される現役アーティストも存在していません。たくさんのアーティストからとても素晴らしい楽曲がいくつも生み出され続けているにもかかわらず。
私は「盛る」や「映える」とは逆行する真実に近いものを提供するためにLOFIミュージックを選んでいます。LOFIミュージックがもっと人を助けるものであってほしいし、もっと積極的に選び取るものであってほしい。
新曲
ボーカル入りの音楽をやることにこだわっています。
ボーカルさえ入れなければ録音、ミックス、マスタリングの手間も2億分の1くらいになるんですけどね…。伝えたいこと、共有したいことがあるうちは、頑張って歌をうたっていこうと思います。
塞いだはずの扉から飛び出した
まるで見覚えのない人影
囚われていたことを思い出させる
散々迷った挙句 今になって指差した
まるで見覚えのない人影
届かないと分かっていた方が気分は楽だろう
どこにいたって同じ どこにいたって本当は
あなたを求める秋にもっと深く手を振ってしまおう
見える夕日をもっと深めて 掘っていく面影 去っていく人影