JOSH

複数のIT企業で働きながら「生活者としての音楽」を発信するインディペンデント・アーティストとして日々を生きる。東京大学で経済学を専攻していたバックグラウンドを持ち、かつては音楽や執筆を通して世の中とつながってきたギタリスト。

JOSH

複数のIT企業で働きながら「生活者としての音楽」を発信するインディペンデント・アーティストとして日々を生きる。東京大学で経済学を専攻していたバックグラウンドを持ち、かつては音楽や執筆を通して世の中とつながってきたギタリスト。

最近の記事

新曲配信, ACT4, LOST, LOFI ALTERNATIVE

亡霊のように音楽を続けています。 ACT4について なんだかむなしくなってしまい、1年半もJOSH名義での音楽活動を停止したところ(楽曲もいくつか配信上から削除しました。)、見事にほとんど誰にも聴かれなくなっていました。 2024年3月にSNEAK PEEKというクリエイティブチームを組成しました。同年6月に、SNEAK PEEKに所属する形でACT4というバンドを結成しています。 30代で音楽活動を再開した際に最も困難なのが「バンドを組むこと」でした。 昔の音楽仲

    • ローファイミュージックの未来、新曲、できること、

      ローファイミュージックの未来 以下のインタビューを読んで気づきがありました。 確かになぁと。すばらしい言語化。 アーティストごとの違いを聞き分けられるほどマーケットが成熟していないのだと感じています。第一想起される現役アーティストも存在していません。たくさんのアーティストからとても素晴らしい楽曲がいくつも生み出され続けているにもかかわらず。 私は「盛る」や「映える」とは逆行する真実に近いものを提供するためにLOFIミュージックを選んでいます。LOFIミュージックがもっ

      • Spotify月間リスナー10,000人超えました

        Spotifyの月間リスナーがついに10,000人を超えました。 ありがとうございます。

        • 制作から配信までの全工程を一人で行う副業アーティストのSpotify月間リスナーが5,000人を超えた話

          JOSH という名前の音楽プロジェクトを行っています。2021年11月に開始して1年ちょっとが経過しました。おかげさまでLOFI Musicを楽しく制作することができています。書き初めします。 Spotify のアルゴリズムについてよく理解していないのですが、Spotify for artistsの数値を見る限り、多くのプレイリストに入ったことによってリスナー数が急激に拡大しています。数字を気にして音楽を作っているわけではないですが、音楽はやはり聴かれてこそ価値を持つと

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          Spotify月間リスナー2,658人、広告、仲間、2023年にインディーミュージックを鳴らす

          2023年になりました。デロンギのマグニフィカで淹れた温かいコーヒーを飲みながらこれを書いています。よろしくお願いします。 2021年11月にJOSHという音楽プロジェクトを開始しました。ジャンルはLOFI ALTERNATIVEです。「盛る」「映える」ではない生の音像。そしてグッドメロディ。これを追求し続けます。 運よく2023年1月1日現在、Spotifyの月間リスナー数は2,658人です。毎日100人以上のリスナーに聴いていただいています。本当にありがたい限りです。

          Spotify月間リスナー2,658人、広告、仲間、2023年にインディーミュージックを鳴らす

          DTMアーティストがSpotify月間リスナー1468に到達した話と、Apple Musicについての発見(顔を出さないアーティスト向け)の話

          前回の記事はこちら 聴いてくれている人が増えていることが本当にありがたいです。 現在はいくつか作りかけ(といっても弾き語り状態では完成しています。)の10曲程度のレコーディングやミックス作業を止めて、今月から開催されるW杯に向けた曲を制作中です(歌詞について苦労しています。いつも歌詞はメロディと同時にできたものをそのまま使っているので「テーマを設定して作る」ことの難しさを感じています。折れそうです。。)。 Spotifyの状況は以下のとおりです。前回の記事にも書いたので

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          DTMアーティストがオーガニックでSpotify月間リスナー1000人超えを2ヶ月連続で達成した話

          2021年11月に30代に入って音楽を再開した副業アーティストです。 2022年9月と10月の「Spotify月間リスナー」が2ヶ月連続で1000人を超えており非常にありがたく思っています。聴かれないととても寂しいし虚しいので。想像される以上に僕は喜んでいます。 特に大きく宣伝ができているわけではなく「Twitter」「Instagram」「YouTube」のみを細々と運用している状態です。 Instagramでは海外の方が日々ストーリーに反応してDMをしてくれています

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          インディペンデントアーティスト、『教養としての決済』、宇多田ヒカルの言葉、リファレンス、オルタナティブ、

          『教養としての決済』はめずらしく刺さった。 月に30冊程度の本を読んでいるものの、そのうち半分以上は特に何も残さずに職場に置かれる(そして職場に遊びに来る友人たちのうちの誰かが持っていく。)。それは一般的な相場だろう。 序盤にある「決済のネットワークは単数であると同時に複数でもある。つまりインターネットのように。気が遠いうなるほどの数のサブシステムをつなぎ合わせた一つのシステムなのだ」(P6)は非常に示唆的だ。 音楽もまさにそうだろう。 どこからどう分かれたかも判然と

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          Spotifyの月間リスナーが900を超えた話

          2021年11月、私は30代に入ってから音楽活動を再開しました。 (20代前半にはギタリストとしてバンド活動を行っていました。自分で歌うことを始めたのは去年の秋です。ギターは弾き続けていましたがまだ歌うことには慣れていません。) 普段は複数の企業に業務提供しながら生活しているフリーランスです。中高一貫の進学校から東京大学に進学し、音楽に没頭する中で周囲との比較において道が逸れていき、若干の孤独や違和感を感じながらもフリーランスとして専門性を確立するに至りました。 音楽活

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          都内で働くフリーランスが副業インディペンデントアーティストとして活動開始して10ヶ月経った話

          毎月大きく変動するリスナー数に一喜一憂していましたが、なんと8月は545名もの方に聴いてもらえています。なんという。。ありがとうございます。 わかりやすい音楽をやっていないので、そんな中でも聴いていただける方々とつながれていることがとてもうれしいです。伝えたいことがあって音楽をやっています。一緒にリキッドルームまでたどり着きたいです。 ひっそりライブ活動なども始めています。新曲もよろしくお願いします!

          都内で働くフリーランスが副業インディペンデントアーティストとして活動開始して10ヶ月経った話

          副業インディペンデントアーティストとして活動開始して半年経った話

          やっぱり音楽はライブだよなと思いつつもメンバーを集めることの大変さよ。。とりあえずちょこちょこ一人で歌っていくことにしました。 最初の3曲入り配信がいずれもSpotifyで1000再生を超えてたいへん嬉しいです(世界中から謎の流入があってアルゴリズムすごい…)。本当にありがとうございます。もっとも、3ヶ月くらいほぼ音沙汰がないとSpotify月間リスナーは3とかになってしまうようです。。他のサブスクはそんなの表示されないのですがSpotifyは心を試してきますね。精進します

          副業インディペンデントアーティストとして活動開始して半年経った話

          都内のギグワーカーが日々触れるNFT・メタバースと新曲(STEPN)制作の話

          1 ギグワーカー × ベッドルームアーティスト 自宅の作業部屋での音楽制作をリリースし始めて半年が経ちました。普段は都内の複数IT企業に業務を提供しているギグワーカーでもあります。昨日(5月3日)私が新曲「STEPN」をリリースしたため、この曲が広く聴かれると嬉しいなという思いもあって記事を書いています。ぜひクリックして帰っていただけると嬉しいです。 2 ギグワーカーとWeb3・ メタバース 私の周囲にはイラストに紐づけたNFTを発行してOpenSeaで販売する起業家た

          都内のギグワーカーが日々触れるNFT・メタバースと新曲(STEPN)制作の話

          都内の複数IT企業に業務提供するベッドルーム・アーティストがSTEPNを始めるか悩む話

          ここ数週間で一気に世間に知られるようになってきた「STEPN」。ざっくり解説すると「NFTスニーカーを保有して歩いたり走ったりするとトークンがもらえる」というWeb3時代のスマホゲームです。 Play to Earnと呼ばれている領域です。もっと厳密にいえばMove to Earn。歩いて稼ぐ。 私は都内で複数のIT企業に業務を提供するフリーランスなので、日々のWork to Earnを楽しむ方がずっと大切です。とはいえ周囲にプレイヤーがどんどん増えていることもありSTE

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          副業インディペンデントアーティストとして活動開始して5ヶ月経った話

          友人にプロフィールを作成してもらいました。 「東京大学で経済学を専攻していたバックグラウンドを持ち、かつては音楽や執筆を通して世の中とつながってきたギタリスト。30代となった現在は複数のIT企業に業務を提供しながら「生活者としての音楽」を発信するインディペンデント・アーティストとして日々を生きる。 JOSHは、若い世代がキュレーションした音楽ではなく、自らの世代が自発的に音楽を選び取る世界にするためにミレニアル世代が立ち上げたプロジェクトです。」 何者でもないんだなという

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          無所属ミュージシャン・ラッパーが使うべきWebサービス【2022年】

          都内のスタートアップで働くインディペンデント・ミュージシャンです(30代から音楽活動を再開しました。こちらの記事もぜひ!)。 昨年11月に音楽活動を再開してからまだ2ヶ月程度ですが、少しずつミュージシャン仲間も増えてきました。新たな友人が増えるのはとてもうれしいですね。彼らと話していて、「もっとWebサービスを活用したら良いのに」と思うことがあったので共有します。 1 Slackチャットを行うシステムです。無料でも使えるため小さなチームや小規模なスタートアップでも使われてい

          無所属ミュージシャン・ラッパーが使うべきWebサービス【2022年】

          【音楽スタートアップ】GRAPEVINE、Wilco、ダニエル・ジョンストン、『創造思考―起業とイノベーションを成功させる方法はミュージシャンに学べ』【書評】

          前回の記事で友人から「JOSHの試みはダニエル・ジョンストン的だ」と言われた話をしました。ちょうど読んでいた本にダニエル・ジョンストンのエピソードが出てきたので紹介したいと思います。 紹介する本は2021年9月に発刊されたばかりの『創造思考―起業とイノベーションを成功させる方法はミュージシャンに学べ』です。なんともビジネス目線の気恥ずかしいタイトルですが中身はタイトルに反して真っ当でした。 ダニエル・ジョンストンが登場するのは本書の第4章に位置する「CHAPTER 04

          【音楽スタートアップ】GRAPEVINE、Wilco、ダニエル・ジョンストン、『創造思考―起業とイノベーションを成功させる方法はミュージシャンに学べ』【書評】