イングランドにおけるCOVID-19による死亡者数は過大評価などされていません。
【 #あたおか の主張】
COVID-19による総死亡者数は報告より遥かに少ない。
【お時間のない方のために概要説明】
・英国の国家統計局によると、パンデミック開始以来、イングランドと
ウェールズでCOVID-19のみに起因する死亡が18,907件発生しています。
・また、同期間にこれらの国で「COVID-19に起因する」死亡、つまり
ウイルスが根本的な死因となった死亡は140,776人であると報告していま
す。
・WHOは、「死に直接つながる一連の出来事」を引き起こした病気やケガ
を「死亡の根本原因」と定義しています。
【和訳】
COVID-19の流行が始まって以来、ウイルス対策に批判的な人達は、その深刻さを軽視し、実際の死者数は報告されている数よりはるかに少ないことを示唆しています。
先月英国で発表された、COVID-19のみに起因する死亡者数を示す数字も、そのような主張を促しました。
"The Jimmy Dore Show" のYouTubeビデオの見出しには「COVID-19による総死亡者数は報告より遥かに少ない。」と書かかれています。
Doreは、John Campbellというイギリス人からの別のYouTubeビデオの解釈を共有しています。彼の経歴には、看護師教育に焦点を当てた博士号を持つ「引退した看護師教師」と救急看護師として説明されています。彼は、200万人以上のチャンネル登録者を持ち、そこでしばしばCOVID-19パンデミックについての見解を述べています。
「John Campbellが英国の本当の死亡率を教えてくれるが、その答えはあなたを驚かせるだろう。」と、ビデオの冒頭でDoreは視聴者に語っています。
Campbellは、英国の国家統計局が最近発表した情報を紹介し、パンデミック時のCOVID-19による死亡がウイルスにのみ起因するものであることを示すと述べています。『誰もが考えていたよりもずっと低いかもしれない 』と。そして、そのようなデータは、米国やその他の国々にも当てはまる可能性が高いとしています。
Campbellが1月20日のビデオで示したデータによると、2020年と2021年の第1~3四半期に、イングランドとウェールズで、死亡診断書に記載された唯一の死因がCOVID-19だった死亡者数は、17,371人でした。彼のビデオが公開されてから、第4四半期の数字が発表され、COVID-19だけによる死亡者数は合計18,907人であることが示されました。
Doreは、アメリカ人は 「恐怖を煽るキャンペーンの犠牲者 」であったと語りました。
いや、それは数字の意味するところではない。
ビデオで引用された報告書によれば、発表された当時のイングランドとウェールズでのCOVID-19による死亡者数は全体で131,641人、最新の報告書では140,776人でした。 Campbellが引用している数字は、死因がCOVID-19と記載されたものだけです。しかし、だからといって、ウイルスが原因とされる他の死因も正当でないということにはなりません。彼らは、COVID-19と他の疾患が同時に原因とされた人々の死を示しているだけなのです。
英国健康安全保障局の別の数字によると、COVID-19の診断を受けてから28日以内に死亡した人は153,916人です。また、175,256人が死因の一つとしてこのウイルスに言及されて死亡したと報告しています。この数字は、北アイルランドとスコットランドを含む英国全土を含んでいます。
『「COVID-19による 」という言葉は、死因がCOVID-19であった死亡例のみを指す場合に使用しています。死因がCOVID-19であるかどうかに関わらず、死亡診断書のどこかでCOVID-19に言及した全ての死亡を考慮する場合、我々は「COVID-19が関与した」という用語を使います』と国家統計局の広報担当者はポリティファクトへの電子メールで書いています。
同報道官は、医師や検視官が死亡診断書を書く際には、実際に死因に寄与した健康状態のみを記載すると付け加えました。死亡診断書は2つの部分から成り、1つは死に直接つながる一連の出来事、もう1つは死に直接つながる一連の出来事には含まれないが、寄与したその他の健康状態を記載する部分です。
「つまり、COVID-19を発症していても、それが死因の一部であると考える理由がなければ、医師や検視官は死亡診断書にCOVID-19を記入しないのです。言い換えれば、COVID-19が死亡診断書に記載されていれば、それ自体、あるいは他の健康状態との組み合わせで、常に死因の一部になっているのです。」と述べました。
国家統計局のウェブサイトでは、「死に直接つながる一連の出来事」を引き起こした病気やケガを「基礎的死因」とするWHOの定義が参照されています。
12月、COVID-19が死亡診断書のどこかに記載されていた死亡例のうち、イングランドでは83.8%、ウェールズでは79.6%がCOVID-19を死因の基礎として記載していることがONSのデータで示されています。
COVID-19による死亡が報告より少ないという主張は、パンデミックの間中、このウイルスが信じられているほど深刻ではないと主張する評論家達からよく聞かれたものです。しかし実際には、研究者達は、パンデミックの開始以来、COVID-19による死亡者数は全体的に過少であり、むしろ過大であるという証拠を発見しています。
【当社の評価】
Facebookで共有されたYouTubeの動画のタイトルには「COVIDによる総死亡者数は報告より遥かに少ない」と書かれていました。その証拠として、ビデオはイングランドとウェールズからの数字を指し示し、17,371人の死がCOVID-19だけに起因することを示しています。
しかし、これは誤解を招くデータの解釈です。ビデオで引用された英国の報告書は、131,641人の死亡者(ビデオが主張する7倍以上)が全て「COVID-19による」、つまり、患者に寄与する可能性のある既存の健康状態があったとしても、ウイルスが死亡の根本原因であったと明言しています。
私たちはこの主張を "PANTS ON FIRE!"とレーティングします。
【 #デマ吐き反ワクチン さん達の動きが変わってきたことに注意しましょう】
①米英で、ワクチン接種抑止キャンペーンをしたけど上手くいかなかった。
②ワクチン接種者しているのが当たり前の感じになってきた。
③次なる一手としてブースター接種の抑止だ。
④実はそんなにたくさんの人は死んでいないことにする。
⑤政府機関は大げさに言っていることにする。
⑥ #イベルメクチン をはじめとする #薬売り や #サプリ 売りと共闘。
⑦政府機関の過大報告だということにして喧伝。
といった具合ではないかと想像します。