引用されている事例報告の考察とまとめに書かれていることを見ただけで、この表題の結論を導き出すまともな医師は居ませんよwww。

#デマ吐き羆 の記事ですけど、

まず引用されている論文はこちら:

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cia2.12278

ざっくりと和訳を付けておきますと、以下の通りです:


➡ここからよいこ訳:

【表題】mRNA COVID-19ワクチン接種後の水痘帯状疱疹ウイルス感染の持続性と病変部におけるコード化されたスパイク・プロテインの存在との関連性が確認された症例

背景

  • COVID-19ワクチン接種キャンペーンが開始されて以来,世界中でワクチン接種後における様々な皮膚副作用が報告されている。

  • 水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の再活性化は,COVID-19 mRNAワクチン,特にBNT162b2ワクチン接種後の男性で最も頻度の高い皮膚反応であると報告されている。

目的

  • BNT162b2ワクチン接種後,3カ月以上の長期にわたって皮膚症状が持続した患者を対象に,VZVウイルスとワクチン由来のスパイク・プロテインとの関与について検討した。

調査方法

  • VZVウイルス並びにCOVID-19mRNAワクチン由来のスパイク・プロテインの検出のための免疫組織化学的検査

  • VZVウイルスのPCR解析

調査結果

  • PCR解析と免疫組織化学により、これらの病変はVZV感染と診断された。

  • 真皮の小胞性角化細胞や内皮細胞にCOVID-19ワクチンでコード化されたスパイク・プロテインが発現していたことが印象的であった。

➡ちょっと悪い書き方になりますが、研究者の事例報告なのですから、『自分達の研究の方向性は間違っていなかった』ことさえ示すことが出来ればいいのです。これって医学に限らず、研究者ならば『自分の研究には研究を継続する意味がある』と示すことも大事です。

考察

  • COVID-19のmRNAワクチン接種により,免疫系が撹乱され,VZVの持続的な再活性化が誘導される可能性がある。

  • 発現したスパイク・プロテインが病原性を有するかどうかは不明

➡今後の課題って奴やね。『深掘りしてみる価値あるでー』と言われているのです。これは正しい学者の姿です。

まとめ

  • 今回,COVID-19 mRNAワクチン接種後にVZVが持続感染し,患部皮膚にスパイク・プロテインを検出した1例を報告した。

  • 今後,ワクチンの副作用に注意し,スパイク・プロテインとの関連性を検討する必要があるものと思われる。

➡最終的に言いたいのはこれだけですよ。

⇦ここまでよいこ訳


つまり、 #デマ吐き羆  が表題にしているような、
帯状疱疹ウイルス感染の持続は、病変部におけるコード化スパイクタンパク質の存在と関連することが明らかになった』なんて一言も言われてない訳で、単に『1件見つかりました』という報告がされているだけです。

典型的な、『嘘、大げさ、紛らわしい』やねwww。

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