【失礼極まりない】2024年7月23日現在、 ジミー・カーター元米国大統領はお亡くなりになってはいません。
ジミー・カーター元大統領は2024年7月23日に逝去されたのでしょうか？いいえ、それは事実ではありません：この主張をする手紙を投稿したアカウント所有者は、センセーショナルなニュースがいかに拡散するかを示すためにデマを流したとLead Storiesに語っています。カーター・センターもカーター氏の死を否定し、この投稿について「これはデマです」と語っています。
カーター氏が死亡したという主張の一例は、2024年7月23日にX（旧名ツイッター）の投稿（アーカイブはこちら）に掲載されていました。冒頭は次のようなものでした：
速報：ジミー・カーター元大統領、99歳で死去。
この2週間で、前大統領が死にかけた。
現職の大統領が亡くなったと報じられた。
そして、亡くなった元大統領。
記事執筆時の投稿は次のようなものでした：
この投稿は、アーカイブが示している通り、2024年7月23日に別のユーザー、@Bocc_accioというアカウントによってXに投稿されたカーターの死を主張する手紙に続くもので、このです。この投稿には、画面上の吹き出しに表示された "ALT "をクリックすると表示される以下のテキストが含まれていました：
カーター大統領はまだ生きており、ホスピスケアを受けている。これは、センセーショナルな見出しに人々がどれだけ騙されやすいかを見るための実験だった。
この手紙を投稿したアカウント所有者は、2024年7月23日、XのダイレクトメッセージでLead Storiesからのコメント要請に回答しました。手紙を書いたのは2024年7月22日で、翌日に投稿したとのことです：
この手紙を書こうと思ったきっかけは、週末を通して広まった誤った情報、特にLaura Loomerのような人物によるバイデン大統領の健康状態をめぐる噂の流布に唖然としたからです。
私は、Xの多くの人々が、実際にファクトチェックをしたり、ソースの内容をダブルチェックしたりすることなく、センセーショナルなニュースや見出しを流すことが多いことを証明したかっただけです。
私はカーター元大統領とその家族に悪意はないし、彼の国家への貢献と世界中の民主主義を促進する努力を大いに賞賛しています。しかしながら、いかなる健全な民主主義国家も、その報道機関の健全性に依存しているのであり、私の投稿は、アメリカの報道機関が今、あまり健全な状態にないことを証明したのだと信じています。
➡要は、自己正当化したがる無能な働き者ですｗｗｗ。
カーター・センターは広報担当者がロイター通信に対し、「これはデマです。発表も変更もありません」との声明を発表しました。
この手紙には、カーターの事務所からの正当なメッセージではないことを示す兆候がありました。それは、彼の「業績リスト」が非常に否定的なものであったからです。
カーター大統領は政権時代、世界中で人権を擁護し、パナマに米国を売り渡し、キャンプ・デービッド協定を結び、エジプトとイスラエルの和平条約を結んで失敗し、ソ連に懐柔され、イランからの人質確保に失敗し、中華人民共和国と外交関係を樹立した。
そして、2023年11月の夫人の逝去に際しての元大統領の言葉は、明らかに当時のものではありませんでした。 この言葉は、カーター・センターのウェブサイトが発表した声明文（アーカイブはこちら）には出てきません：
昨年11月の逝去時、カーター大統領は「ロザリンは悪党だった。ジルもメラニアも、のど自慢のナンシー・レーガンでさえ、ロザリンには敵わなかった。彼女は元祖ブラットだった」、と述べています。
ジミー・カーター氏に関する他のLead Storiesのファクトチェックはこちらから。