Association of American Physicians and Surgeons (AAPS)に対するMedia Bias / Fact Checkさんの評価
名前を日本語に訳すと、米国医師外科医協会ぐらいになり、歴史もある団体なので、信用してしまいがちなので、要注意!!!
詳細報告
沿革
1944年に設立された米国医師外科医協会(AAPS)は、#極右 な政治ロビィ団体であり、 #デマ 情報や #ニセ科学 を #喧伝 しています。AAPSのaboutページによりますと、「米国医師外科医協会(The Association of American Physicians and Surgeons - AAPS)は、全米のあらゆる診療科目と専門分野の医師からなる無党派の専門家団体です」 とあります。現在の会長はMelinda Woofter、専務理事はJane M. Orientです。
AAPSは1996年からJournal of American Physicians and Surgeons (JPandS)という医学雑誌も発行しています。このジャーナルは、科学的妥当性を欠く情報を掲載しているため、MEDLINE/PubMed等の学術文献データベースには掲載されていません。更に、米国国立医学図書館は、AAPSからの再三にわたる索引付けの依頼を断っています。最後に、JPandSは、他人を食い物にしそうなオープンアクセス誌をリストアップしているBeallのリストに掲載され、Chemical and Engineering Newsは、このジャーナルを「全く馬鹿げたものを提供する物」と評しています。
資金源/所有者
AAPSは501(c)(6)の団体で、寄付と会費で運営されています。ウェブサイトでは資金調達に関する情報を開示していないため、透明性に欠けます。Open Secretsによりますと、共和党の候補者と運動に100%貢献しています。
分析/バイアス
AAPSは超党派の保守的な団体であり、保守的な立場に沿った政策を提唱しています。彼らが支持する問題の一部は以下の通りです:
AAPSはまた、科学や健康に関しても、以下のような数々の疑わしい主張を展開しています:
AAPSはまた、中絶が乳がんリスクを高めると #喧伝 してきました。米国癌協会によりますと、研究のコンセンサスは、「誘発された中絶は乳癌のリスクの増加とは関係がない」と示しています。更に、AAPSはQuackwatchで 「信頼出来ない、推奨されない」情報源としてリストアップされています。
編集方針の観点で言いますと、全ての情報が #極右 の保守的なアジェンダを促進しています。彼らは日常的に「医師はトランプに感謝している」といった #親トランプ 政権な見方をしており、COVID-19との戦いにもっと自由が必要だと言いながら、次のような民主党に向けられた #右派 の #陰謀論 を展開しています:ヒラリー・クリントンは医学的に任務に適さないのか?更に、2020年のコロナウイルス発生時には、COVID-19に効果がないことが証明されているヒドロキシクロロキン(=マラリアの薬)のプロモーションを行なうなど、誤った情報を頻繁に #喧伝 しています。また、マスクがCOVID-19の感染予防に効果がないことを示す自分達に都合のよいデータばかり集めた情報を指摘する《Mask Facts》という記事も発表しています。マスクはCOVID-19やその他のウイルスの感染を防ぐのに100%有効ではないかもしれませんが、長年にわたる広範な研究により、マスクが病気の感染を大幅に減少させることが実証されています。一般的に言って、AAPSは、保守的な議題を支持するために陰謀論や医療誤報を推進する、 #やぶ医者 レベルの #ニセ科学 情報源です。
ファクトチェックの結果、論破された主張
71%の医師が、ヒラリーの健康上の懸念は、「深刻」で「失格となる可能性がある」と言っている。➡ #デマ
ヒドロキシクロロキンで治療されたCOVID-19患者の90パーセントは上手く回復するのか?➡ #デマ
ACAは 「困窮している家庭」を傷つけるのか?➡ 誤解を招く
FDAはホメオパシー薬を違法とする決定を下した。➡ #デマ
全体として、我々は、米国医師外科医協会(AAPS)を、#ヤブ医者 レベルの #ニセ科学 の促進、 #陰謀論 、質の悪い情報源の使用、資金提供の透明性の欠如、多数の #デマ 主張、ファクトチェックによる数々の論破に基づいて、#極右 で疑問符のつく情報源として評価しています。