英国におけるCOVID-19による死亡の5人に4人がワクチン接種者であるという誤解を招く統計結果
なんですけど、和訳対象としている記事は『 #デマ吐き反ワクチン の個人の感想です』がちょっとと、The Exposeの記事引用となっています。
今回、以下のファクトチェック記事が出ましたので、和訳しておきます。:
【和訳】
イングランドにおけるCOVID-19による死亡の5人に4人がワクチン接種者であるという主張は全てを物語っているのでしょうか?いいえ、そうではありません。この主張は、国民のワクチン接種率が非常に高いという背景を考慮していないため誤解を招きかねません。この主張は、UKHSAの最近の報告書から数字を抜き出したものですが、報告書の様々な注意事項やデータの解釈方法に関する説明が含まれていません。
この主張は、The Daily Exposeが2021年12月18日に発表した記事(アーカイブはこちら)に、次のような見出しで掲載されています。:『最も脆弱な人々が10月にブースターを受けたにもかかわらず、過去1ヶ月間のイングランドでのCOVID-19死亡の5人に4人はトリプル&ダブルワクチン接種が占めている。』
記事の冒頭は以下のような始まりです:
SNS上のユーザーが記事執筆時に呟いたのは以下の通り:
この記事には、UKHSAの報告書からの表が含まれており、その全文はこちらで読むことが出来ます。37ページの表10は、COVIDによる死亡について書かれたもので記事中に再現されていますが、不完全です。記事では、データの正しい解釈について特に言及している表10の脚注が(意図的に)削除されています。省略された脚注はこうです。:
英国全体では、12歳以上の人口の約90%がCOVIDワクチンを少なくとも1回接種しています。その他、報告書は表10についてこう述べている。
この記事は、2021年9月にThe Daily Exposeが掲載したものと酷似しています。私達はその記事を、上記と同じ理由で論破しました。前回の記事は、COVIDによる死亡の80%がスコットランドでワクチンを接種した人々の中で起こったと主張していましたが、当時スコットランドで18歳以上の人々の91%以上がCOVIDワクチンを少なくとも1回接種していたことを考慮に入れていなかったのです。
Lead Storiesは、The Daily Exposeによる他の記事も同様に論破しています。それらの記事はこちらとこちらをご覧下さい。2019年12月に移送されたワクチン材料は、COVIDの原因となるコロナウイルスのワクチンではないこと、公式データではCOVIDよりもワクチンで死亡した人の方が多いことは示されていないことを明らかにしました。