「現在の国民の最大多数派は『投票に行っていない人』」。
毎回、ひとりずつ『 #女性に投票チャレンジ 』のメンバーを紹介する連載『#わたしが女性に投票する理由 』Vol.4。
今回ご紹介するのは、インスタグラムを担当しているシオリさん。千葉県出身。20代。会社員の方です。
Q : あなたが「女性政治家を増やしたい!」と思うのはなぜですか?
とにかく日本では女性の人権が守られていなさすぎるから。
女性の性と生殖に関する権利を守る法整備をしてほしいです。
(包括的性教育、緊急避妊薬へのアクセス、中絶時の配偶者の同意を不要にする、中絶手術・中絶薬を安価にする、性交同意年齢の引き上げ、など)
Q : そのように思ったきっかけは?
大学生の時に社会保障システムの国際比較の授業をとって、日本が子育て世代に厳しい政策を取っていることを知ったこと。
就活で、女子だけ色んなこと(いつ結婚するのか子供産むのかetc.)を気にしなければいけないような空気だったこと(無理ゲー過ぎて考えるの放棄しましたが)。
さらに働き始めてから「え!こんな税金取られるの?!」など、政治が自分の生活に直結していることを実感したし、 ジェンダー関連の本も多数読むようになって今まで当たり前だと思い込まされてきた色々なことに対する怒りも覚えるようになった。
Q : 最後に、参議院選を控えた世の中へ、メッセージをお願いします!
現在の国民の最大多数派は「与党支持」ではなく、「投票に行っていない人」です。
投票に行かない=社会の問題に関心が無いし、自分が困っていないから苦しんでいる人のことは(これから苦しむかもしれない将来世代も含め)どうでもいい、という意思表示していることと同じです。
投票権を持っている大人として、それ、かっこ悪くないですか?
未成年の方や、納税してても外国籍だから投票権が無い方、様々な事情で投票が困難な方の今後の生活・人生を決める一票を持っていることをぜひ考えていただきたいなと思います。
「現在の国民の最大多数派は『与党支持』ではなく、『投票に行っていない人』」という言葉に非常に重みを感じます。
ちなみに、私たちの一票について、お金に換算してみると、その価値が実感できます。
なんと、2019年度の参議院選挙では、「予算で考えると1票は570万円」だったそう(「『予算×任期÷選挙登録者数』」で換算 )。
この一票、無駄にできません!
あなたの投票権を駆使して、女性にとって生きやすい社会を実現させませんか?
明日も『 #わたしが女性に投票する理由 』Vol. 5 にて胸アツなメンバーのメッセージをお届けします。乞うご期待を!