アンケートQ2「性交同意年齢の引き上げ」 全回答
Q2-1. あなたは、「性交同意年齢 13歳(現状)⇒16歳以上への引き上げ」に賛成ですか?
賛成
青木愛/石井みつ子/いわぶち友/えりアルフィヤ/大椿ゆうこ/おかざき彩子/片山さつき/要友紀子/神谷ゆり/かわの麻美/自見はなこ/田村智子/辻元清美/長谷川 ういこ/はたともこ/福島みずほ/むこう山じゅん/矢田わか子/山下ようこ/よだかれん
どちらでもない
遠藤奈央子
Q2-2. 上記の回答について、理由を説明してください。
賛成
青木愛 -賛成
性や生殖に関する正しい知識、自分及び子どもに対する責任を考えたとき、13歳は未熟だと思います。せめて義務教育を終えた年齢に引き上げるべきです。
石井みつ子 -賛成
中学生の年齢では、判断力が十分ではない。
いわぶち友 -賛成
日本の性交同意年齢は世界と比べても低く、国連の女性差別撤廃委員会、子どもの権利委員会も日本政府に対し、再三年齢引き上げを勧告しています。日本共産党は最低でも義務教育終了の16歳まで引き上げるべきだと主張しています。
えりアルフィヤ ー賛成
(記載なし)
大椿ゆうこ ー賛成
13歳は未成年であるにもかかわらず、性交に関してのみ、同意が可能とされることは不適切だと考えます。現状では13歳以上で性暴力の被害にあったとき、加害者を罪に問おうと思えば、「どれくらい抵抗したか」を立証しなければならないことになってしまっています。
強制性交罪の「暴行・脅迫要件」も見直すべきだと思いますが、子どもを保護する意味でも、性交同意年齢は、せめて義務教育が終了する16歳以上に引き上げるべきです。
あわせて、義務教育の中でしっかりとした性教育を行うべきだと思います。
おかざき彩子 ー賛成
同意できるかどうかの年齢というより、子どもを性的暴力から守るために必要だと思います。何歳が一番適切かどうか意見はあると思いますが、義務教育期間は守られるべきと思います。同時に義務教育期間に子どもたちにしっかり性教育を行うことが大事です。
片山さつき ー賛成
現状では低すぎる
要友紀子 ー賛成
性教育が発達していないから
神谷ゆり ー賛成
子どもに対する性犯罪が続発している状況があり、子どもを性被害からどう守るのかという視点での国民的議論が必要な課題だと思っています。当面は、結婚可能年齢に合わせることが合理的と考えるためです。
かわの麻美 ー賛成
若年すぎる
自見はなこ ー賛成
判断能力や拒否をする力がまだ伴っていない年齢であり、低過ぎると考える。
田村智子 ー賛成
自由意思に基づく同意といえるには、性行為の意味や心身への影響・リスクについて十分理解していなければなりません。国連も繰り返し、性交同意年齢が13歳であることへの懸念を表明し、年齢引き上げを勧告しています。13歳より上であれば、暴行・脅迫がなかった、同意があったなどとされた場合は、罪とならない可能性があり、性暴力被害の当事者が年齢の引き上げを強く求めています。こうした暴行脅迫要件の撤廃、同意要件の新設、地位関係利用型の犯罪化、公訴時効の廃止などとあわせ、性交同意年齢を引き上げる刑法性犯罪規定を改正すべきです。
辻元清美 ー賛成
諸外国に比べて同意年齢が低いことから引き上げるべきと考えます。
あわせて、性暴力被害者への支援体制の充実、子どもたちへの包括的性教育を進める必要があります。
長谷川 ういこ ー賛成
13歳は思春期の初期で心身の成長の途中であり、特に相手が成人の場合、対等とは言えない状況で「合意」することも想定されます。せめて義務教育の間は法的に守られるべきと考えます。
はたともこ -賛成
13歳はあまりにも年齢が低すぎると思う。諸外国の例をみても、16歳は妥当な年齢なのではないかと思う。
福島みずほ ー賛成
13歳以上への性的暴行は、強制性交等罪などの要件の「暴行や脅迫」があったことや、被害者が抵抗したことが立証できなければ、加害者を罪に問うことはできず改正の必要があります。世界でも引き上げが進んでいます。
むこう山じゅん ー賛成
先進国の中でも13歳は低いこと、また、地位や関係性に応じた性暴力のリスクも高いことから引き上げは妥当だと考えます。
矢田わか子 ー賛成
13才では、恐ろしさで身体が硬直するなど、抵抗どころか拒否を意思表示することも難しいことが、これまでのケースからも報告されている。国際比較しても低年齢すぎる。
山下ようこ ー賛成
女性(少女)の心と体を守るために重要なことだ。中学生が大人から強引に性交渉を強いられたとしても、「同意の上だ」と相手が主張すれば、相手は罪から逃れられる。少女の人権を守るために年齢引き上げは必要なことと考える。
よだかれん ー賛成
13歳でさまざま検討して同意することは難しい。
どちらでもない
遠藤奈央子 ーどちらでもない
現実的にした方がよい