女性の政治家が増えると何がいいの? -よくある質問
女性に投票して、女性の政治家が増えると、いったいどんないいことがあるのでしょう?
いいことは主に2つあります
1.政策の優先順位が変わる
2.女性の国会議員が安心して働けるようになる
それぞれ見ていきましょう。
1.政策の優先順位が変わる
女性にまつわる問題は山積みです。
結婚すると姓を変えるのは96%が女性。選択的夫婦別姓制度はなかなか実現しない。
介護、保育など、伝統的に女性が多い職場の賃金が低いまま。
コロナ禍では女性が多いサービス業等が強く影響を受け、女性の貧困が大きな問題に。
女性は男性の74%しか稼げない。
こうした問題について多くの有権者の男性たち、そして議員の男性たちは「困っていない」立場の人がほとんど。
「困っている」人たちの声が届きづらい構造になってしまっています。
2.女性の国会議員が安心して働けるようになる
女性の議員は、女性であるというだけで数々のハラスメントや言葉の暴力にさらされる傾向にあります。
200名の政治家を対象にした調査では、女性は同僚議員からのハラスメントを受けた経験が「何度もある」が半数以上。
男性は「全くない」が最多という結果に。
そんな状況で、実力を十分発揮して仕事に集中することは、はっきり言って無理ゲーです。
女性議員の数を増やせば、誹謗中傷もヤジもなくなり、健全な議論ができるような環境を作ることができるはず。
少数派が多数派の中で存在を認識されるのは「3割」と言われています。
※「黄金の3割」理論
組織の中でマイノリティの割合が3割となったときに、組織全体の文化が傾くという理論
そこまで増やしたところでようやく、文化が変わるのです。
変わった国会の姿、見てみたいと思いませんか?
今は男性が大多数の国会。
そこにジェンダー平等の視点を持ち込むために、女性議員を3割まで増やすことが、ひとつの近道となるはず。
それができるのは、選挙権を持っているわたしたちだけです。
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