ネイル業界向け「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」ver.6改訂版を発表/JNA(日本ネイリスト協会)
NPO法人日本ネイリスト協会(仲宗根幸子理事長)では、2020年3月より、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぎ、ネイルサロンとその顧客、ネイルスクール・教育施設の講師をはじめとする関係者と受講生の安全・安心を目指した「新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」を策定し、有識者や行政の指導と確認を得て、順次改定を行っている。5月25日(火)には、第6版改訂版を発行したことを発表した。
■新型コロナウイルス感染症対策ガイドラインVer.6
第6版の主な改訂内容としては、対面遮蔽に加えて「側面遮蔽」を追記。これまで「席の間隔を(最低1m、できれば2m)あけること」としていたが、改訂版では「席の間隔が1m未満の場合は、側面遮蔽用のスニーズガードを設置し遮蔽すること」と補足追記された。
側面遮蔽を行うことにより、間隔を大きくあけずに席を配置することが可能となる。
また、マスクについて「マスクは不織布マスクが望ましい」、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)について、携帯電話の「電源」だけでなく「Bluetooth」を切らないこと、という文言も追記された。
ガイドラインの情報は、同協会公式サイトの他、内閣官房:新型コロナウイルス感染症対策ホームページの業種別ガイドラインの一覧にも掲載されており、協会加盟店・スクールのみならず、日本国内のネイルサロン・ネイル教育施設に向けて、同ガイドラインに沿った営業活動に臨むよう呼び掛ける。
併せてガイドラインに沿った営業活動を行っているネイルサロン、ネイル教育施設に対しては、新型コロナウイルス感染防止「ガイドライン実施宣言ステッカー」発行。これは、業種別ガイドラインの策定と徹底を主導する内閣官房・新型コロナウイルス感染症対策推進室、経済産業省の指導により各業種が横断的に実施を進めているもの。同協会はネイル業界を代表する団体として「ガイドラインに基づくチェックリスト」を作成し、遵守徹底している施設を示す証となる「ガイドライン実施宣言ステッカー」の掲示を指導していくという。
■新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン実施宣言ステッカー