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全国美容週間実行委員会2021年度委員長は、引き続き片桐直人氏。「FUTURism~フューチャイズム~」をテーマに、次世代リーダーの育成を。

 NPO法人美容週間振興協議会(田尾大介理事長代行)を母体とする、全国美容週間実行委員会の2021年度の活動がスタート。1月20日(水)16時より、今年第1回の委員会がzoomを活用したリモート形式で行なわれた。

 2020年度は、コロナ禍にありながら活動を止めないよう、WEBセミナーを中心に可能な範囲で精力的な取り組みを展開してきたが、コンテストやアワードなど、リアルイベントは中止を余儀なくされた。そして委員長交代の儀式である、ファイナルイベントでのビッグコーム授与式も行われていないため、2020年度から引き続き、片桐直人氏(feel kab代表)が実行委員長を務める。(写真上は2019年11月のファイナルパーティーの模様)

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2021年度活動の方針を述べる片桐直人実行委員長

 冒頭のあいさつで片桐委員長は「コロナ禍で美容週間どころではない状況かも知れないが、こんな時だからこそ楽しいイベントの開催へと積極的に取り組むことで、美容業界を少しでも明るくする力になれる」と活動の意義を述べた。

 2021年度のテーマとしては「FUTUREism~フューチャイズム」を提示。コロナの先の未来を想起させる造語で、片桐委員長は「未来を前向きに捉える上で、美容を通じて人々の美意識を高めることができる『インスパイアリーダー』の存在が必要。美容の仕事が子供たちの憧れとなるような活動を展開していきたい」と2年目の活動への意欲を表した。

 その上で、「ビューティウィークアワーズ 2021」や「グルーヴィーバトル」「ビューティウィークコンテスト」の開催に加え、「インスパイヤーリーダー」育成のためのオンラインセミナーの開催について構想を説明。その中でリアルイベントについては、新型コロナ感染症の状況を見ながら、早い段階で開催するか否かの判断を下す、との意向も示した。

 その他、今年最初の開催ということもあり、初出席の会員が自己紹介を行ない、各委員会の委員長が新たな1年に向けての抱負を語った。また、歴代実行委員長として横田敏一(YOKOTA)、川合清文(kisa)、木下裕章(KINOSHITA)各氏が委員会の総合アドバイザーの立場からあいさつ。昨年10月に急逝した滝川晃一同協会理事長(初代実行委員長、滝川(株)会長)への哀悼の念を述べ、故人の遺志を継いでの活発的な取り組みへを期待した。